今朝の小2長女の家庭学習。
トップクラス問題集算数B問題を3問。
3問全て、立式はできていたけれど、計算ミスで全問不正解。
はぁ、、、。
解いている最中、集中できている様子はなく、向かい側にいる私や次女にあれこれ言ってきていたもんな。注意散漫。
昨日の全統小も、「全部解けた」と言っていたけど、きっとこんな感じで間違ってるんだろうな。(怖くて採点してない笑)
集中するのが苦手な長女。
それに加えて、今は次女の存在によりそれが更に困難な状況となっている。
あーもう、どうしたらいいのだ。
考えを巡らせる。
そして行き着いた結論は、計算力。
問題点は、本人の集中力がないこと。
でもそれだけでなく、本人の集中力や周りの環境といった不安定な要素によって、正確性が大きく左右されてしまうことも問題。
このばらつきを、最小限にしたい。
極端な話、「1+1」の計算はどんなに体調が悪かったり周りがうるさかったりしても間違わない。そこは確固たる土台としてできているレベルだから。
そうか、計算力を付けて「確実にできる」計算のレベルを上げていくことで、この不安定要素によるばらつきを小さくできるのではないか。
そこでふと、仕事でも同じような考え方をすることに思い至った。
例えば、麻痺は軽いけれど、注意障害が残存している患者さんのリハビリを考える時。
注意障害により注意がそれやすく、転倒の危険性も高い。
でも運動機能に比べて、注意障害といった高次脳機能障害はリハビリですぐにどうこうすることが難しい。
なので、「注意がそれて転びそうになった時でも、とっさに踏ん張って転倒を回避できるように、運動機能(筋力など)を頑張って鍛えよう。」とよく話をしているなと。
長女の場合も、これと同じか。
集中力などの不安定な要素によるミス(転倒)のリスクを、計算力(筋力)を鍛えることでカバーしよう、という。
こんなことを考えて、「おぉ…世にいう計算力とは、こういうことなのか…!!」と、今更ながら腑に落ちた気がした。
筋力という基盤があってこそ、安定して発揮される運動能力。
計算力という基盤があってこその、安定して発揮される学力。
ということで、計算力。
筋トレだ筋トレ。
計算練習嫌いの長女。さあどうしよう〜。
お読みくださり、ありがとうございます。
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