へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

【9月入学】未就学児を軽く扱わないでくれ…

先日、新聞で9月入学に関する記事を目にして、気分が沈んでいます。

娘は、2015年4月生まれの年中です。

現在議論されている9月入学案が仮に施行された場合、もろにマイナスの影響を受ける立場です。

本来なら、あと2年弱かけてゆっくり就学への準備をしていく心づもりだったものを、いきなり半年間切り上げて小学校に行かなければなりません。

今まで同じ学年として過ごしてきたお友達と、急に離ればなれになります。

他のお友達はまだ園に残るのに、私はもうさよならなの?

そんな戸惑いを残しつつ、いきなり一回り大きい子供達と小学校に入れられるわけです。

今まで一緒に過ごしたことがない、自分より体が大きく、自分よりも出来ることが多い子供達の中へ放り込まれた時の、子供の戸惑い。

年度始めに生まれた子は、同じ学年の中でも「出来ることが多い子」という立ち位置で過ごしてきたことが多いと思われます。
そういう環境の中で生活してきて、子供なりに自己認識を築いてきた。
それが突然、「周りより出来ないことが多い」環境の中に放り込まれる、その環境の変化によるストレスは、かなり大きいのではないでしょうか。(優位性を保ちたいということではなく、「環境の変化」を懸念して言っています。)

娘にかかる心理的負担を考えると、悲しくなります。


幼児期の半年は、本当に大きいです。

半年もあれば、目まぐるしい成長を遂げます。


それだけ変化に富む重要な期間を、こんな雑に扱わないでほしい。

子供だから分からないだろうって、馬鹿にしているのでしょうか。

休校と言ったって、学校の課題やらオンライン授業やらで全く何もしていなかった訳ではないし、この一年だけ行事を削って土曜日と夏休みを返上して、間に合わせるのでは駄目なのでしょうか。
制度自体が変わって数年間影響が続くよりも、その方が現場の負担も軽く済むのではないですか。

児童生徒や親御さんの負担を察しはすれど、未就学児を持つ一人の親としては、これが率直な思いです。

未就学児の半年って、この一年間の学校行事や休日よりも軽いんですかね。


娘の大切な幼稚園での半年を,こんな急ごしらえの議論で奪われてしまうのかと思うと、本当に悲しくてなりません。

ほんとにもう、やめてくれー。





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