7年間勤めた職場を退職した。
最終日、家に着いてまず思ったことは、「7年間無事故でよかった。」
片道40㌔の高速道路通勤。なんだかんだでそれが一番心配だった。
市内の病院に転職が決まったことを母に伝えた時も、「高速道路での事故が心配だったから、あ〜これで安心。」と言われた。
事故や大雪で高速道路が通行止めになることもあったけど、まあなんとか「どうにかなる」程度で済んだ。
神様、仏様、ご先祖様、本当にありがとう…の心境。
ただ、退職前後の数日は、予想はしていたけれどちょっとしたトラブル続きだった。
残念なものを「もっている」自覚はあるので、何かあるだろうとは思っていたけれど。
7年間の通勤を共にしたのは、長女を妊娠する直前に購入したスバルのレヴォーグ。
もうすぐ10年。走行距離14万㌔。
退職日前日になんと、突然のエンジントラブル。
動きはするけれど、警告表示が消えない。
これで高速道路を走るのは怖いので、最終日は夫の車を借りていった。
7年間散々一緒だったのに、最後の最後を飾ることができなかったとは。残念な持ち主で申し訳ない。
まあそんな感じで、胃が痛くてよく寝られなかったり、今朝もちょっとしたトラブルがあったりで、気持ちが落ち着かない。
でも家の中の気になっていた所を片付けられて、少しスッキリした。
最終日には職場の方々が、花束と色紙と共に見送ってくれた。でも4月からも月2回くらい外来の手伝いに来る予定なので、「じゃ、また4月○日に来ます〜。」とひょこひょこと退出。
こんな自分でも、少しは役に立てていただろうか。
退職にあたりいろんな方からかけて頂いた言葉から、自分なりに真面目に働いてきてよかったと思った。
研修医時代は本当にパッとしなくて、医者向いてないなと辛かったけれど、自分でも生きられそうな場所を探して、目の前の仕事に真摯に向き合ってきたつもり。
ダメ人間なりに、生きる道はある。
大丈夫だよと、いつか子供に伝えたい。
新しい職場でも頑張ろう。
(上手くいかなかったらまた雇ってくださいと前職場に言い置いてきた笑)
とりあえず明日スバルのお店に連絡しよう。