へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

長女に名作童話シリーズを。

こちらのシリーズを大人買いしました。


ポプラ世界名作童話シリーズ。

第1期〜3期(各10冊ずつ)とあり、全部で30冊。第1期のみ新品の取り扱いがなかったので中古で購入。(2期も私が購入した時は新品があったのですが、今見るとなくなっているようです。)


小2長女、最近は家ではほぼ漫画しか読んでいません。学校では図書室から借りてきた本を読んでいるそうですが。

暇さえあればすぐ漫画を手に取る。本は読んだとしてもラノベ的なものばかり。

いや、漫画自体は別にいいんです。面白いし、私も漫画好きだし。

でも「そればかり」になってしまうのはどうかなと。

勉強だけに限って言えば、別に本を読まなくてもできるようにはなると思う。

しかしそういうことではなくて、人間としての成長。本を読むことで耕されるものが大いにあるのではないかと思います。本を読むことで得られた知識や感性が加わることで、考え方、物事の捉え方が豊かになる、深みが出る。人としての彩りが増す。そうなると世の中がもっと楽しくなる。本を読んでこなかったことを後悔している人間として、そう思う。

なおかつ正しい日本語で、丁寧に作られたものを読んでほしい。言葉の力は大切。

そして常識として、教養として、いわゆる「名作」は読んでおいたほうがいい(読んでこなかった人の後悔)。


ということで、購入(私によくある暴走パターン)。



漫画ばかりの長女に、「そんなに漫画ばっかり読んでるなら、誕生日プレゼントに世界文学全集とか買っちゃうからね!!」とよく冗談で言っていたのですが、ホントになっちゃった(笑)


図書館で借りたりするのではなく新品を買ったのは、私なりの考えによります。

まず、本は「いつでも、フラッと手に取れる」状態にしておきたい。子供達を見ていると、やはり何気ない時、ゴロンとなった時、手に届く所にある居間の本棚から本をを取り出して、パラパラ眺めていることが多い。

そして、新品を買うのは社会的な意味合いが大きい。

買われない本は、いずれ作られなくなる。

「必要なんです!」というメッセージを出版社に届けるために、新品を買う。良い本は後世に残していきたい。新品を買わないと作者さんの利益にもならないし。


資源の活用という点では、古本も意義があるのだけど。


こうして我が家の本棚に突如として鎮座し始めた本達。

でもまあ「読もうね」と言うだけは残念ながら我が家の子は読まないと思うので、ここは長女と相談。

コロコロコミックを買うには、これを毎月4冊読むことが条件。4冊読んだら、ママのお金でコロコロを買ってあげる。そうしたらお小遣いが余るから、他の漫画を買えるでしょ。」

課題図書方式。これで交渉成立。


いつかの記事で、「子供に本を読め、というのは虚しいから背中で示したい。」と書いたけど、やはりそれだけでは難しい。もっと手軽に楽しめるもの(漫画)が目の前にあるのだから。


結局はこうやって人参をぶら下げながらとなってしまうけど、でもこれに関しては、そうしてでも機会を作ったほうがいいかなと思った。

作られた機会であれ何であれ、読むことで長女の中に蓄えられるものはあるはず。これを機に、読書の歯車が回り始めてくれたらいいんだけど(そう思って今まで何度チャレンジしてきただろう)。



こちらの本、文章のレベルとしては年長〜1、2年生向けで、長女は一冊1時間程で読めていました。私も読んでみたけど(恥ずかしながらレ・ミゼラブルを読んだことがなかった)、30分で読めました。


ちなみに、もう少し学年が上がったらこのシリーズにも挑戦してほしい。

というか私が読みたいので(読んだことのない作品がたくさん)、そのうち買って居間の本棚に並べておこうと思います。



その他、長女が最近学校の図書室で借りて読んでいるという本。

あとは学研のひみつシリーズをよく読んでいるらしい。

コロコロ以外で面白いと読んでいる漫画


私はダーウィンさんの「種の起源」上巻をやっと読み終わり、下巻に挑戦中です。
難しい、そしてくどい(解説にも書かれている笑)。自説について、様々な反論を想定しながら、細やかに述べている感じです。遺伝の仕組みが分かっていなかった時代に、観察によってここまで考えていたのだなぁと。






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