立命館アジア太平洋大学の学長でいらした、出口治明さん。
「哲学と宗教全史」を読んでから、出口さんの著書が気になってパラパラと見ています。
読書家であり、古典や歴史への造詣が深い。(今まで読んだ本は一万冊を超える…と書かれていて、どんなペースかと計算したら、一日1冊ペースで30年間…無理〜となる。)
身の程知らずで恥ずかしいのですが、私もそういう人になりたいです。
私の中に常にある、自分は教養がない、深みのない、空っぽな人間だなという劣等感、そして教養ある人間になりたい、どうしたらなれるのだろうという渇望感。
豊富な知識と教養をもって現代を見て考えられるようになりたい。そうしたらもっと楽しいだろうなと思います。
で、出口さんの著書に目を通していたのですが、はたと気付きました。
出口さんの著書をいろいろ読もうとしているけれど、出口さんの本を読めば出口さんのようになれるわけではないのだな、と。
出口さんのようになるには、出口さんが今まで向き合ってきた本達と自分が向き合わなければならない。
島崎藤村の言葉に、「三智」というものがあるそうです。
「人の世に三智がある。学んで得る智、人と交わって得る智、みずからの体験によって得る智がある」
出口さんは、これを「人、本、旅」と言い換えて、人は「人と出会うこと、本を読むこと、旅(観劇などの体験も含む)をすること」によって成長できると仰っています。
人と旅は、時間や場所の制約があり今の私にはなかなか難しい部分があります。
でも、本ならできる。
ということで、本を読もうと思います。
難しい本も多いだろうけど、諦めずにじっくり読んでみよう。
もう40歳近くで人生後半戦に差し掛かり、今更な感じは否めませんが、まだまだこれからと信じて頑張ろう。
時間の捻出が問題ではありますが。
まずは「とりあえず」スマホを手に取る癖、だらだら見る癖を改めようと思います。
世界史の勉強?も細々と続けたいです。
今読んでいるのはこれ。
漫画かよ(笑)
でも漫画はやはり頭に入りやすい。
なかなか覚えられない世界史ですが、いろいろ読んでいるうちに覚えてくるかな〜と気長に構えます。
お読みくださり、ありがとうございます。
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