前回こんな記事を書きましたが。
私は今、この記事を削除したいくらい後悔しています。
月曜日、長女は微熱と咽頭痛があったため学校を休みました。
でも昼前には解熱し、漫画を読んだりパズルをしたり、編み物をしたり、普段通りに元気な様子でした。
なので、夕方の勉強もいつ通りにやるように話したのですが。
「勉強終わったよ。公文もファイルにしまったよ。」と言ってきた長女。
どうもいつもより時間が短い気がします。
家事をしながらチラチラ見ていた様子だと、公文をした気配がありません。
公文は何枚やったの〜?と、確認するふりをしてプリントのファイルを見てみましたが、やはり今日の日付のプリントがありません。
「あれ、今日のプリントはどこ?」
「…えーと、どこだっけ…」
「…長女ちゃん、公文やってないでしょ。」
「あ〜、忘れてた…。」
長女、嘘を付きました。
長女が勉強に関して嘘をついたのは、これが初めてです(私が認識している限りでは)。
「今日は公文をやるのしんどいと思ったけど、ママに言うとストレスかかるかなと思ったから。」
だそうです。
ショックでした。
嘘をつかれたこともショックでしたが、それ以上に本心を言えない関係を築いてしまったことがショックでした。
「ママに言ってもどうせ…」という思いが長女の中にあるのかなと感じました。
長女は真面目なので、やれと言われたことは基本的にやる子です。だからこそ、私が気づかないうちにどんどん無理をさせてストレスを抱えていたのだと思います。
長女の意見は聞いているつもりでしたが、結局はそれを十分に聞き入れず、長女の実態を無視して私の思惑を押し通してきた結果なのでしょう。
親がガチガチに管理してお尻を叩いて成績が上がっても、それは長い目で見ると子供のためにならないだろうし、私が望む形ではありません。
親が歯車を回すのではなく、子供が自ら「勉強しよう」と思って自然に歯車が回りだす。そうなってほしい。そうなるまで、親は欲を捨てて辛抱強く待たなければならない。
そう思ってきたはずなのに、何度も道を誤ります。
トップクラス問題集を一気にやらせたのも、「我が子はこれだけできる」というのを私が確かめて安心したかっただけなのだと思います。
子供の歯車が回りだすまで、辛抱強く待つ。
温かく見守る。応援する。
これがなかなかできません。
もう、いろいろなものから撤退しようと思いました。
中学受験やら先取りやら、そういうことを考えると私はごちゃごちゃして暴走してしまいます。
「普通に」勉強していればいいやと思うことにしました。
ごちゃごちゃ考えず、肩の力を抜いて、普通に勉強していれば大丈夫。
勉強とは本来、そんな小難しい戦略的なものではないはず。そう思うことにします。
何も考えず、長女の歯車が回りだすのを待ちます。
長女は今でも公文国語やZ会など、自分で「やりたい」という教材を日々コツコツ頑張っています。
そこに親の余計な欲を割り込ませて、やる気を潰してはいけない。
私がやるべきは、頑張ったねと声をかけて、温かいご飯を作って、話を聞いて、一緒に笑うことです。
ということで、何かからはよく分かりませんが、「撤退」の心境です。親が自分をコントロールできず、最悪の事態に陥るのを避けるために「逃げる」と言ってもいいかもしれません。
長女がやりたいと言っている公文とZ会やって、あと土台となる計算と漢字はやって、「難しい問題もやりたい。でもちょっとずつがいい。」と言うので、ちょっとずつやります。もうそれだけ。ここで「もう少し頑張ろう」と私が引っ張ることはしません。それは長女自身がやる気になった時に長女が自分で思い行動すればよいことです。
思っていることを上手く書ききれていないのですが、そして何度も同じ過ちを繰り返していて恥ずかしいのですが、こんな感じです。愚行はもうこれっきりにしたい。
Z会通信の国語。長女の疲れが垣間見える…。
お読みくださり、ありがとうございます。
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