数か月前に夫の断捨離ブームがあり、家の中がだいぶ片付きました。
我が家には二階に子供部屋予定の部屋が二部屋あって、今までそのうちの一部屋に親の本を置いていたのですが、これを機に片付けることに。
本は定期的に処分していたのだけど、どうしてもすぐに溜まってしまいます。原因はたぶん、私が「面白そう」と思った本をすぐに買ってしまうから。(そして忙しくて読まれないまま溜まっていく…。)
図書館を利用すればいいのだろうけど、ない本も多いし、貸出期間内に読み終えられないことが多いので、買っちゃえ~となるります。
今回も、私の本を中心にだいぶ処分しました。
最初は「2回読むことはほぼないから、読み終えたものは処分しよう」の考えで仕分けていたのですが、ふと思い出したことがあり、手を止めました。
少し前、朝のNHKラジオにて、リスナーからの「中学生の子供が、私の本棚から本を選んで読んでいる。「黒革の手帳」なんかも読んでいるが、そんなものを読ませていいものか。」という相談に対して、ゲストのかたが「黒革の手帳がある本棚なんて素敵じゃないですか~。私も子供に読んでほしい本は本棚の手前に置いて、読ませたくないものは子供から見えないところに置いています。」とコメントしていたのを思い出しました。
素敵な本棚…
親の蔵書…
そういう観点で本の取捨選択を考えたことがありませんでした。
でも思い返してみると、私も子供の頃、リビングにあった父の本棚から「夜と霧」なんかを選んで背伸びして読んでいたなーと。難しくてあまり理解できなかったけど、それはそれで自分の中に何かを残したような。
そう考え、「自分が読んだからもう終わり」ではなく、「子供がいつか読んでみてもいいかも…(読んでほしい!だとちょっと押しつけがましい気が)」と思える本は残すことにしました。
加えて、自分も読んでおきたい&子供にも…と思う作品をいくつか新たに購入。(断捨離中なのに)
少し前から日本文学を意識して読むようにしているので(若い頃あまり読まなかったので)、それらを中心に揃えました。
今まで読んだもの。
ちなみに今読んでいるもの。
子育て関連の本は、ほとんど処分しました。
残したのはこれだけ。
子育て関連の本は一瞬熱が高まって買ってしまうのですが、結局「そんなうまくいかん。うちの子そんな品行方正じゃないし!」な感じで、上手く生かされることがあまりない気がします(天の邪鬼)。
そしてそんな親の気持ちを知ってか知らずか、先日長女が「ねー、ママの本棚の本も読んでいいのー?」と聞いてきて、こちらを手に取ってました。
もちろん、「えー!分かんないー!!」と言ってましたが。(私は算数数学苦手ですが、数をいじくる楽しさを感じられる本です。)
子育て関連の本も読もうとしていて、いやそれは…と思ったけど、いやむしろ子供が読んだらどう思うのかも気になる(笑)
素敵な親の蔵書作りを進めていきたいです。まあでもあまり考えすぎず、読みたいものを読みます。
どうせなら漫画も揃えたい。
多分まだ実家にある、お気に入りの漫画達。
2階の踊り場に、新たにカラーボックスを置いて親用本棚にしました。一階の居間にあった方が手に取られやすいけど、今は子供の本でほぼ埋まっているので。
でもここは日当たりが良いので、ここでゴロゴロしながら本をめくる〜なんてのもよいかな。
昨夜は満月がちょうどよく2階の部屋から見えたので、子供達と空を眺めてから寝ました。数分眺めて寝ようとしたら、次女が「もっと、見たかった。」と。再び眺めてから寝ました。そんな事も言えるようになったのかーと、次女の言葉がどんどん増えていくのが楽しいです。
さっきも、2階で洗濯物を干していたら、下で姉妹で言い争う声が聞こえました。
長女「これはねえねのだよ!」
次女「ママの!」
「違うよ!ねえねのだよ!」
「ママの!!○△□〜!!」
「ママのは黄色だよ!」
「、、、ねえねの?」
姉に負けず、立派に言い争いをしていました。
何を言い争っているのかと思ったら、耳栓でした。(私のは黄色、長女のは水色)
お読みくださり、ありがとうございます。
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