夏休みに入ってから学童に行き渋り、二学期からは学校にも行き渋り〜と不安定な長女でしたが、家庭学習は変わらず続けていました。
長女の様子を見て、家庭学習で負担をかけ過ぎなのか?と、減らすことやいっそ辞めることも考えましたが、「いや、でも、やることはやる。それとこれとは別。何でも楽な方に…だと、なし崩し的にグダグダになってしまう。」と思い、続けました。長女も特に勉強を嫌がる様子もなかったし、そんなに多くをやらせているわけでもなかったので。
ただ、勉強する長女を見ていて気になっていたのが、「あんまり楽しくなさそう」ということでした。
決められた内容をサッサとやって、おしまい。
うーん、なんか違う…。
なんかもっとこう、「グングン」くる感じで取り組んでほしい…。(よく分からんが)
長女に聞いたところ、「Z会が簡単過ぎてつまらない。」と。(ついでに、キャラクターが子供っぽすぎて嫌だと…そんな〜いつの間に)
長女が受講しているのは、Z会一年生コースです。
難しいと言われるZ会ですが、「あと伸び力」を重視しているためか、小学校一年生の内容はそこまで難しくありません。
確かに内容的には、長女がわざわざ解かなくてもよいであろうレベルです。それでもやらせていたのは、学年が上がるに連れて難易度が増すZ会に低学年から取り組み、抵抗なく順応してほしいという私の思惑からでした。
でもどうやら、私のその思惑が長女にとっては大きな足枷になっていたようです。
子供にどう勉強してほしいか。
私としては、親にやらされる勉強ではなく、「勉強するのは楽しい」と、前のめりに取り組んでほしい。
「勉強は楽しい」と思えれば、学年が上がってから、親にあれこれ言われなくても自分で学びの歯車をくるくる回せる子になるはず。
もともとはそういう想いを持っていたのですが、忘れていました。
必要事項を取りこぼさないことも大切だけど、低学年の今は、「勉強は楽しい」と思えるようになることも大切。
それなのに、私の方針が先行して、長女の「楽しい」がなおざりになっていたということです。
長女に何の勉強をしたいかきいたところ、
「計算。かけ算とかわり算やりたい。」
「考える問題」
とのこと。
ということで、あれこれ検討の結果、以下の形で家庭学習を進めることにしました。
①公文(算数、国語)
②トップクラス問題集 小学一年算数
③ロジカル国語一年生
④算数ラボ9級
⑤ドラゴンドリル計算二年生
なぜにいきなり公文…となるのですが…。
実は少し前から、公文算数を始めていました(まだ2Aという簡単なたし算のレベルです)。
経緯は、
①長女が前からやりたがっていた(幼稚園の頃も少し通っていて、教室や先生の雰囲気が好きだった。そして単純に計算をやりたい。)
②長女の性格的に、勉強は外注した方が良さそうという親の考え。でも地方なので、一年生から通える塾が公文か学研くらいしかない。幼稚園の頃に通っていた公文の先生は私も頼りになるなと感じていて、長女の良きメンター的存在になってくれそう。
主にこの2つの理由からです。
私は国語をやってほしかったのですが、長女の希望である算数から始めました。
そして、Z会を辞めることにし、なおかつ公文にも慣れてきたように感じられたので、国語も10月から追加することにしました。
私が公文国語を習わせたい理由は、読解力を養うこと以上に、①教材の文章に触れることで、普段の読書の量と質を補ってほしい。②文章の構成を意識する、構文力を養ってほしい。この2つです。
ただ、公文だけでは内容に偏りがあるので、市販の問題集で補います。
文章題、図形、思考系
→トップクラス問題集、算数ラボ
文章読解(公文の形式には偏りあり)
→まずは現在進行中のロジカル国語、その後はまた検討。
長女がやりたい計算
→市販の計算ドリルで好きに進めてもらう。
という形です。
ドラゴンドリル計算二年生は少し前に始めていて、長女は楽しく進めていたのですが、私が「公文で計算やるからいいでしょ。その分ちゃんとZ会やってちょうだい。」という形で取り上げてしまいました。今思うと、なんて愚かな、そして申し訳ないことをしたのでしょう。子供のやる気を潰す親ここにありです。
長女を見ていると、数を頭の中でいじるのが楽しいようです。算数好きなんだなと感じます。計算をやるのが楽しいなら、どんどん進めてもらおうと思います。計算を進めておけば、「公文の先取り」という形になって、それはそれで役立ちそうです。
トップクラス問題集は、標準レベルは簡単そうだったのでやらず、ハイクラスA、B、トップクラスをやっています。まだ始めたばかりなので、そこまで難しくはなく、「なかなか楽しい」と言って取り組んでいます。
平日は上記の全てに取り組む余裕はないので、公文(算数、国語)+αでどれか…という形で取り組もうと思います。
必要事項を取りこぼさず学習することも大切だけど、特に低学年のうちは「勉強へのモチベーション」を育てることを優先して学習内容を考えてもよいのかもしれません。
そして、子供の「楽しい」を大切にする形で、ちょうどよいレベルの学習を提供するのはなかなか難しいなと感じます。
Z会は、「休会」という形にしてあります。二年生になったら、また様子を見て再開するかどうするか、検討しようと思います。
お読みくださり、ありがとうございます。
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