先日、車の中で長女から唐突に聞かれました。
「ねぇ、ママは、ママのこと好き?」
これ、長女は「私が私の母の事を好きか。」と聞いたつもりだったみたいなのですが、私は「自分のことが好きか」と聞かれたのだと勘違いしました。
で、「うん、まあわりと好きだよ。嫌なところもあるけど、こんな自分もいいかなと思ってるよ。」と返答。
そして私が「長女ちゃんはどう?自分のこと好き?」と聞いたところ、「うーん…あまり好きじゃない。」との返答。
意外かつ少しショックでした。
この時は、その後の会話はあまり続かなかったのですが。
昨日も、長女から
「わたし、なんでこんな子になっちゃったんだろうと思うんだよね…。」
「自分が気に入らない…。」
との発言が聞かれました。
どんな所がそう思うの?と聞いてみたところ、
言われてもすぐに忘れちゃうところ。
落ち着きがないところ
乱暴なところ
との答え。
これ、全て私が長女に小言として言ってきたことです。
人間誰しも一回言ってすぐできるようになるわけないのは分かってるのに、感情的につい「何回言ったらわかるの!?」と言ってしまったこともあるし。
ドタバタしている長女に「もうちょっと落ち着いて行動しよう。」とよく言うし。
言葉遣いや行動が粗暴なのが目に付き、「どうしてそんなに乱暴なの!?」とやはり感情的に言ってしまったこともあるし。
前回の車での会話の後から薄々勘付いていたのですが、おそらく私の小言が長女の中に蓄積されて、自己肯定感を下げていたのだと思います。
長女も成長してきて尚更、こちらの言うことをダイレクトに受け止めて、しっかり覚えています。
言うべきことは言わなきゃだけど、言い方、感情的にならない…気を付けなければと思いました。
私はついあれもこれもと気になって言いたくなってしまうので、10個気になるうちの一つだけ言う。今日はあれを言ったからこれは今日は言わない…くらいの気持ちでいようと思います。
あとは何より、感情的にならないのが一番ですかね。同じ事を伝えるにも、言い方一つで印象は変わるから。落ち着いて、上手い伝え方をできるようにしたいです。
自分が子供の頃、「自分の事を好きか」なんて意識してたかどうか記憶にないのですが。
でも、今までの人生でそれなりに辛い経験もしたし、自分の駄目さを嫌というほど感じることもあったけど、それでも最終的には「こんな自分もわりといいよね。」と思えています。
そして、そう思えるように育ててくれた両者には、本当に感謝しています。
私も長女が自分の事を好きだと思えるように、子育てしたいです…。
お読みくださり、ありがとうございます。
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