今朝のこと。
起きた時から、なんとなく不機嫌でぐずぐず、ふんふん言っていた娘。
夫が朝食のココアを用意してくれて、さあいただきます。
すると娘が、「このココア、色がいつもより薄いよ~」とぐずぐず言いました。
(娘はココアの濃さにうるさく、よく飲む前から薄いだなんだと言います。)
そこで私が言ったこと。
「なにさっきからぐずぐず言ってるの。パパがせっかく作ってくれたんだから、文句言わないで飲みなさい。」
娘は途端に泣き顔に。
「(娘)ちゃん、わがままだよ。ご飯を用意してもらったんだから、文句言わないでありがたくいただく。」
娘、びえーんと泣き出す。
私、ちょっと言い過ぎたかなぁ…と思いつつ、
「とりあえず飲んでみなよ。それで薄かったら、ママと一緒に粉を足しに行こう。」
娘はしばらく夫の膝の上でグスグス泣いて、落ち着いてから「ママと粉足しに行く。」と台所でココアの粉を足して、無事に美味しく飲むことができました。
後から考えてみると、私もそんなにきつく言わずに、「とりあえず飲んでみなよ。それで薄かったら、ママと一緒に粉を足しに行こう。」とだけ言えばよかったのかなぁ…と思ったりしました。
でも、「作ってもらった物に文句は言わないで、ありがたくいただく。」は、娘に伝えたいことです。
これは父がずっと口にしていたことで、父には子供の頃からずっと「世界には満足に食べられない人がたくさんいるのだから、食べられるだけでも幸せ。作ってもらえるだけでも幸せ。食べ物は大切にしなさい。」と言われていました。
父が母の料理に文句を言っているのを、見たことがありません。父はいつも「ありがとう。美味しい。」と言って食べていました。(でも夫婦仲は悪いです笑)
たぶんこれは、父の複雑な生育環境(実母を幼少期に亡くして、後妻さんのもとでかなり冷遇されていたようです。)にもよるのかなと、今となっては思います。
偏食の娘は、しょっちゅう私の作る夕飯を前にしてぐずぐずします。
私も、娘が食べられそうなものを考えながら用意はしますが、それでも娘には「料理には、作った人の気持ちと手間がこもっているんだよ。文句を言わないで、ありがたくいただく。」「世界には毎日ご飯を食べられない人もいるんだよ。食べ物は大切にしよう。」といつも伝えています。
「文句言わないで食べる。」は、今の時代やや強硬なのかなぁとも思いますが、でもやっぱり私はその気持ちを大切にしたいです。
今はピンと来なくても、徐々に分かってくれればいいのかなと思います。
話がだいぶそれたけど、朝の私は少し言い過ぎたかな…の話でした(笑)
これ、娘が描いた漫画です。
親バカですが、「こんなの描けるなんて、なかなかやるじゃないか…!」と思ってしまいました。
「たまごくん」は娘が考えたキャラクターではなく、大好きな「天才テレビくん」に出てくる男の子が考えたキャラクターです。(先日、それをアニメ化しようという企画が放映されて、一緒に見ていたのです。)
娘がこんなに大量の絵と文章を書けるとは、セリフも考えられるとは…驚きました。想いの強い物に対しては、こんなに力を発揮するのかと。好きこそものの上手なれです。
それにしても、一コマ目の「くうきわりい」のセリフ。「わりい」って…私はそんな言葉使ってないけど~(^-^;
お読みくださり、ありがとうございます。
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