娘は昔から偏食がひどいというか、気分による食べムラなのか何なのか、本当に家でまともに食べてくれません。幼稚園では毎日完食なのに。
夕飯の食卓で毎回ぐずぐずと機嫌の悪い娘の相手をするのは、本当にストレスです。でも、何がダメでどうしたら良いのか全く分からず、正直なところ、日々の夕飯の時間が私は少し憂鬱です。夫に話しても、あんまり理解してもらえないし(平日の夕飯にいたことがないので)。
そんな感じなので、もう娘には「お母さんの味」なんてないのかもなーと思ったりもしていたのですが…。先日なんと、娘から初めて「ママの◯◯が食べたい。」と言われました。
何かと言うと、カルボナーラです。
きっかけは、少し前の休日ランチ。
その日は娘と二人の休日で、昼過ぎまでみっちり活動して、疲れ気味で帰宅しました。
お昼ご飯何食べたい?と娘に聞いたところ、「カルボナーラ」の答え。
恥ずかしながら、私はカルボナーラなんてそれまでの人生で作ったことがなく、我が家のカルボナーラと言えばセブンイレブンの冷凍パスタでした(笑)
でも、もうくたくたの娘。
コンビニにまた出掛ける気力もないし、かと言ってお留守番させて買いに行くわけにもいかない。
どうしよう…。
いやでも、カルボナーラ…、生クリームなんてほぼ牛乳みたいなものでしょ。牛乳あれば作れるよきっと。と思い、レシピを検索して作ることにしました。
検索してみると、意外にあった牛乳カルボナーラ。
そりゃそうだ。生クリーム常備している家庭なんてそうないであろう。
レシピは意外に簡単で、ベーコン(なかったのでウインナー)、バターを炒めて、牛乳、チーズ、コンソメ、パスタを混ぜて、最後に卵黄を混ぜて出来上がりでした。
これが意外に娘にうけたようです。
先日、娘からふと「明日のお夕飯はママのカルボナーラを食べたい。」と言われました。
その時は、はいよ~分かった、くらいに受け止めていたのですが、後になって「あれ、もしかして気に入ってくれたのかな?」と、じわじわと嬉しさが込み上げてきました。
娘が私の料理を気に入ってくれたのは、これが初めてな気がします。嬉しいです。
こんな適当カルボナーラでよければ、いくらでも作りまっせ~。
私は料理が得意ではなく、普段からそんなに手の込んだ料理も出せず、娘に申し訳なく思うこともあります。
その分、娘が作りたいと言ったら一緒に挑戦し、食べたいと言われたらそれをきっかけに作ってみたりと、娘と共に経験値を積み上げていく、並走型おかんでいこう…と思います。(頼りにはならない)
お読みくださり、ありがとうございます。
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