へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

母娘のカブトムシ奮闘記

我が家にいる、4人の赤ちゃん。



…あ、カブトムシのね、幼虫です。
4人というか4匹。

くるみちゃん
りんごちゃん
ももちゃん
もちちゃん
です。

みんな娘が命名。もちちゃんは、絵本「カラスのおかしやさん」からです。


今までのところ、4匹とも順調に育っていました。その中でも特段大きいのが、くるみちゃんです。

その姿は、さながら幼虫と言うよりは、妖怪…。
(って言ったら娘に「そんなこと言ったら可哀そうでしょ!」と怒られました。)


つい先日の夕食後、ふと幼虫コーナーを見ると…、
くるみちゃんが地上に出ている!!
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

実は、数日前も地上に出ていたくるみちゃん。
その時は夫がいたので、夫に地中に戻してもらいました。

しかし、その日は平日で、夫は不在。

私、怖くて虫は触れない。
どうしよう…と逡巡し、こんな時は人命救助の基本、「人を集める」

「〇ちゃん、どうしよう、くるみちゃんが地上に出てる。」
娘を呼びました。

カブトムシの幼虫が地上に出てくる場合、いくつか理由があるようです。

娘と話し合った結果、ケース(それまでは2Lペットボトルで作ったケースに一匹ずつ入れていました)が小さすぎるのかも…ということで、中サイズの虫かごにお引越しさせることにしました。

虫かごに新しい土を入れて、もとのケースの土ごとくるみちゃんをお引越し。

くるみちゃんを移す時は、娘に持ってもらいました。

娘!逞しい!

この時は、さあこれで大丈夫…と思ったのですが。

翌日、夕方に帰宅すると、またくるみちゃんが地上に出ていました。

えー、なんでかなーと、娘と飼育本を確認。

幼虫が地上に出てくる理由は、うんちが溜まりすぎて土が汚くなっている、土の温度が高すぎる、病気…など。
今まで土は、二週間毎くらいに、週末に夫と娘が交換していました。(私は妖怪…じゃなくて幼虫を遠巻きに眺めているのみ)

夫が帰ってくる週末まで、あと数日あります。
えー、どうしよーと迷っていたら、娘の鶴の一声。

「ママ、土替えてあげようよ。」

ですよね…。やるしかねぇ…。

ということで、平日の慌ただしい夜に、カブトムシの土を交換しました。

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ケースの土を取り出して、ふるいでウンチをこします。
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遠目にくるみちゃん。

言い出しっぺの娘はというとですね、私の横で「おしり探偵」を見ていました。

その横で、ウンチをこす私。(くるみちゃんをケースに戻す時だけ、娘登場。)

こした土と、新しい土を混ぜて(全て新しい土に変えてしまうと、環境が激変してショックを受けるそうです)、ケースに戻して終了です。

頼む、くるみちゃん、これで大人しく地中に戻ってくれ…。

ここまで育った赤ちゃんが、死んでしまうのは悲しい。

というか、それ以上に、あの大きな妖怪の亡骸を目にするのが怖い…から死なないで…という本音もある。(だって本当に怖い)←ひどい人。

こんな感じで、カブトムシのために心がざわついた数日間。仕事中も、くるみちゃんの事が気になって仕方がありません。
今日帰宅してドキドキでケースを確認しに行ったら、無事地中にその姿がありました。よかったー。

このまま無事に育ってほしいです。



明日は休日なのですが、新しい仕事を控えており、ややナーバスになっています。
前から興味のあった仕事で、ついに挑戦…!といった感じなのですが、初めての経験、初めての人達…ということで、チキンハートの私はカリカリしております。

そうして勝手にプレッシャーを感じて、勝手に疲れて、宅急便の荷解きをする気力もなく「あーもうやだ疲れた~」とぼやいていたら、娘が荷解きを手伝ってくれました。そして、お風呂上がりに座り込む私に、「ママ、大変ね。」と肩を揉んでくれました。

情けないやら、申し訳ないやら。

カブトムシ飼育も仕事も、娘の力をちょっとだけ借りつつ、乗り越えていこうと思います。




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