へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

ならぬものはなりませぬ。

先日、娘から「AちゃんとBちゃん(幼稚園のお友達)、鬼滅の刃の映画観に行ったんだって。私も観に行きたい。」と言われました。

娘は、幼稚園で鬼滅の刃の歌とキャラクターの情報は仕入れてきていますが(よく考えると、どうやって仕入れたのか謎…)、家では漫画もアニメも見せていません。私も見ていないけど、垣間見た感じ、幼稚園児に見せる内容ではないと私は思うので。なんなら、小学生にも如何なものかと思うし。

なので、答えは当然「NO」です。

娘は観に行きたいとごねましたが、そこは譲りません。

鬼滅の刃は、人がたくさん傷ついたり死んだり、怖い場面がたくさんあるアニメだよ。小さい子供が見るものではないとママは思うから、行かないよ。」と話しました。

娘は、お友達は観に行ってるのになんで~と納得いかないようでしたが、「よそはよそ。うちはうち。ママは良くないと思うから、観に行かない。」と伝えて終了。

鬼滅がどうこうではなく、娘が成長し世界が広がるにつれて、これから先「よそはよそ。うちはうち。」となる問題は増えるのだろうな…と思った一コマでした。


けっこう前に買ったまま、居間の本棚で眠っていたこちらを、先日パラパラと読みました。

この中に耳の痛い一節がありまして。

「叱らない子育て」「ありのままの自分(この場合は子供)でいい」といった文言。

いっけん耳に優しく、おおらかな子育て観のような、ポジティブなイメージを持ちます。

しかしこの風潮が行き過ぎた結果、なされるべきしつけがなされていない、子供が打たれ弱くなっている。「叱らない子育て」は親が楽をするための言い訳である。そんな事が書かれていました。

「親が楽をするための言い訳」。
ぎくり…。

娘の育児に疲れて、つい衝突を避けようと、上記の耳に優しい言葉に流されそうになっていた…気配がなくもなかったです。

いろいろ厳しすぎるのかな、これくらい指摘しなくても、子供ってこんなものかな…と、どこまで口を出したら良いか迷うことがありました。

そうやって結局、娘との衝突を避けて、自分が楽な方に流れようとしていたんです。

危ない危ない…。
やっぱダメなものはダメだわ。
冒頭のような場面でもそうだけど、子供にごねられて面倒だから、まあ仕方ないか、これくらいいいか…じゃあいかんいかん。

親として、娘を世に送り出す責任がある。
衝突したってなんだって、ならぬものはならぬと、腹を括ろう、そう思わせてくれた一冊でした。
(そういえば、子供の頃母がよく「生んだ責任がある」と言っていたなと思い出しました。)


しかし、「叱り方」というのはとても難しいなと思います。
相手に届く、聞き入れてもらえる叱り方。
ただ厳しい、怖いだけの人、で終わらない叱り方。

叱るの裏にある愛情、君に届けこの想い…(笑)

詰まるところ、普段からの関係性や、親自身の姿がものを言うのだろうなと思います。
そのベースがあってこそ、「良い叱り方」ができるのだろうなと思ったり。
ベース、できてなさそう…。子育てってやはり難しいです。


この週末は、娘のリクエストでポテトチップスを作ったり(Eテレの「クックルン」を見て)。
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(塩味、抹茶オレ味、ミロ味←ココアの替わり笑)

山の方へ出掛けたら猿ご一行様を目撃したり。
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星だかヒトデだかのクッションの服を作ったり。
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(もちろん娘リクエストです…)

公園行ったり。
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こんだけ活動したのに、娘はまだまだやりたいことがたくさんあるそうです…orz
どんだけー。



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