へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

ピアノの先生と面談。

娘がピアノを習い始めてもうすぐ一年半。
娘のピアノ練習については、前からちょいちょい悩んでおりました。

ピアノの練習しよ~と声をかければ、嫌がらずピアノの前に座るものの(自主的に練習することはほぼありません)

鬼滅の曲を弾いたり、自分で好き勝手に弾いたりで、なかなか練習を開始しない。
→私「(娘)ちゃん、始めるときはビシッと切り替えて、集中して!」とお説教。

座る姿勢も、ぐにゃぐにゃダラリ。
→私「姿勢は大事だよ。背筋まっすぐ伸ばして座って、脚ぶらぶらしない!」

間違えたところを指摘したり、「もう一回弾こう」と言うと不機嫌になる。
→私、イライラ~(-_-)

こんな感じで、なかなか険悪でした。


鬼滅の曲など自分で弾きたい曲を弾いたりして、娘なりにピアノを楽しんでいるのだから、それはそれでやらせてあげればよいのだろうけど、あまりにダラダラされるとどうしてもイラ~ッとしてしまいます。

それにやはり、やる時はやる、切り替え、集中、姿勢は大切…とも思うし。

娘が自分の間違いを指摘されることを嫌がるのは、前からです。でも、人の忠告を聞き入れる姿勢は大切だと思い、娘にもずっとそのことは言い聞かせてきました。


こんな感じがしばらく続いたある日、娘もとうとう「もう疲れるから、嫌だ!」と投げ出してしまいました。

あー、やはりこうなってしまった。
子供相手に厳しすぎたかなぁ…どうしたらいいのかなと私も悩み。

「ええいもう、娘が「自分なりに」練習した状態でレッスンを受けて、そこから感じたことをもとに「どう練習したらいいか。」を考えさせればいいわ!」と思い、

それからしばらくは、娘が間違えても指摘せず、練習の回数も「(娘)ちゃんが考えて決めな。」と、特に口出しせず隣に座っているだけにしていました。(本当にただ座って「うん、頑張ったね。」と声かけるだけ。)

「自分で考えさせる」と言えば聞こえはいいけど、半ば投げ出したわけです(笑)


そして先日、ピアノの先生との面談がありました。そこで先生に、「練習もできるだけ毎日するようにはしていますが、だいたい一曲一回だけになってます。」と話しました。

先生から言われたことは、

・教室でも、だいたい一曲一回くらいで「もういい」という感じになっているので、それで進めています。なので、家でも一回ずつできていれば十分です。

・理解力がとてもあるので、こちらの言ったことはしっかり理解できています。音符もすぐ覚えてくれます。自分の世界をしっかり持っていて、大好きなぬいぐるみを使うと楽しくレッスンできています。


そして、目から鱗だったのが、

「家での練習で間違えたり、分からないところがあっても、親御さんが教えたりせずに、そこは「次のレッスンで先生に聞いてみよう」でいいです。練習で完璧に仕上げてきてしまうと、その子がどこで躓いているのかが分からないので。」

ということです。

私自身がピアノを習っていた経験から、てっきり「家での練習で仕上げてくる」ものだと思っていたので、驚きでした。

先生としては、その子の苦手を把握しながら、一緒に仕上げていきたいそうです。その方が、後になってぐんと伸びると。

ついでに、「(娘)ちゃん、いつもちゃんと仕上げて来てくれるんですけど、なんとなくそんなに楽しそうじゃなかったんですよね…」と言われました(((^_^;)

親御さんは、「教える」のではなくて、本当にサポートだけで大丈夫です。親のサポートなしに自分一人で練習できるようになるには、10年くらいかかります。とのこと。

なんだか、モヤモヤしていたものがパァ~!と晴れた気分でした。その日から、娘の練習に付き合う私の気分がとても軽くなりました。

相変わらず、練習回数は娘にお任せ。私は隣に座って「うん、頑張ったね。」と言うだけの日々です(笑)


10分程度の短い面談でしたが、先生とお話できてよかったです。

ピアノの先生にも、いろいろなタイプの先生がいるのだろうと思います。我が家はネットの検索でたまたま見つけて、今の先生に巡り会いました。長らく高校の音楽の先生をされていた先生で、教室が開校して間もない頃でした。
特に上を目指すでもなく、ゆるゆるの我が家を受け入れてくださる先生で、本当によかったです。

娘が娘なりにピアノを楽しめるように、サポートしていこうと思います。座ってるだけー。




お読みくださり、ありがとうございます。
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