へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

先人からの言葉。

今日は、娘のスイミングスクール初日でした。

娘は朝7時に起きるなり、早々と着替えて「スイミングまであと何時間?」と待ちきれない様子(笑)

まだ水に顔をつけることはできないものの、楽しそうにレッスンを受けていました。
よかったよかった。



先日の仕事中、コメディカルの部長(二児の母)と、子育てと仕事について話す機会がありました。

部長は、常にテンパり気味の私のことをずっと気にかけてくださっています。時には教授とだってバシバシ言い合える、とても頼りになる存在ですm(__)m


その日はけっこう長く話し込みました。お昼ご飯を食べ損ねたくらいです(笑)

部長からは、

子育て期間の中で、子供と一緒に過ごす時間の「量」が求められる期間は短い。成長すると、ここぞという時に相談に乗ったり「質」を保つ必要はあるけれど、量が必要な期間は過ぎてみるとあっという間。

子供が手を離れた後の自分のことを考えて。

子育てで、お金はあった方が良い。何だかんだ言って、やらせてあげられることに限りが出てしまう。(部長のお嬢さんは芸大生。レッスンや楽器代で中古マンション買えるくらい…だそうな。「働いてなければ無理だった」と。)

育児のために仕事を制限したり休むことに関して、職場への配慮は必要だけど、でもいくら配慮しても結局迷惑はかけるんだから、気にしすぎない!後で恩返しするくらいの気持ちで。

なので、なんとかやりくりして先生(私)には続けてほしい。先生には偉くなって、子育てを大切にしながらも仕事は続けられるという、後進への道筋をつけてほしい。

てな感じのことを言われました。身に余るありがたいお言葉。


部長は理学療法士で、二児の子育てをしながらずっと働き続けてきた方です。

理学療法士、同じ職場で働き、その仕事をずっと近くで見てきた立場で思うのですが、かなりハードな世界だと思います。

患者さんの機能回復を担う職種として、高度な知識と技術が要求されます。
そのためか、なんとなく「職人気質」な世界だな…と感じます。リハビリの職種の中でも、理学療法士は特にその雰囲気が強い気がします。(あくまで個人的な感想)

部長が入職した当時、女性は部長一人しかおらず、妊娠出産して復職したのも当然部長が初めて。当時の上司には「だから女は雇いたくなかった」と影で言われていたそうです。

そんな中でもやり抜いてきた部長の言葉には、とても力強いものがありました。


だからと言って、私自身の迷いが消えたわけではないのですが…。

子供と過ごす時間の量が問われる期間が短いとはいえ、その期間はやはり替え難いものだよなとも思うし。

ただ、私はこうやっていろんな人から力を貰いながら、のらりくらりと働き続けるのかな…とも思いました。


仕事を辞めたって、ゆるゆる働いてたって、なんだって、自分の選択に胸を張れる世の中になったらいいなと思います。





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