へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

働き方について、周りの人に相談した時。

娘が就学した後の働き方については、周囲のいろいろな人に相談しています。その人によって返ってくる言葉は様々で、ありがたくもあるし、やはりいろいろな意見を聞くと惑いもします。
(以下、つらつらと長いです。)

shittantan.hatenablog.com



①職場の上司(教授)
今年の4月に新しい准教授の先生が来るまで、私の科は教授と私の二人体制でした。
できて間もない科で教授が孤軍奮闘してたところに、教授と面識のあった私の指導医の紹介で、私が数年前に入職しました。

教授はとても理解のある方で、おかげで私も育児をしながらここまでなんとか続けることができました。

数ヶ月前、娘の就学後は非常勤になろうかと思っていた頃、教授と二人で雑談していた時に、ちらっと「娘が小学校に入ったら、非常勤になるとか働き方を考え直そうと思っています。」と話したことがありました。
すると教授は、「まあ、先のことは心配してもしょうがないから。」と、カラッと言われました(笑)

そう、教授はカラッとした人で、だいたい何でも「何とかなる」と突き進むところがあります。(たぶん、細かい事を考えるのが面倒なのかと…)

そのせいで、仕事も「何とかなる」とどんどん抱え込み、巻き添えで私もあたふた…がよくあるパターン(^-^;

でも、定時になると「あとは僕がやるから、先生は上がって!」と帰らせていただけるので、ほぼ感謝しかありません。

そんな教授に、つい最近も非常勤の話をしたら、

「先生のやり易い働き方でいいと思うけど……、その場合、保険はどうなるの?」

と言われました。心の中で、「そこかーい!」と突っ込んでしまいました(笑)(でも、そういう点も大切ではある)

そんな教授ですが、あと数年で退官です。
次の教授がどんな人かで、私の働き易さも変わります。その点がちょっと、先の読めないところです。


コメディカルの部長(女性)
部長には、子育ての先輩の肝っ玉母さんとして、もうずいぶん前からいろいろと相談に乗ってもらっています。
部長の意見は一貫して「子供に手のかかる期間はあっという間だから、その間は使えるものは何でも使って、なんとかして働き続けてほしい。」です。

先日も、家事代行などを使って常勤で続けようかと考え始めた…と話したら、

「一緒になんとか乗り越えましょう、先生!小学校の6年間なんて、すぐですよ。中学校になれば部活に入るから、たまに仕事が早く終わって18時半に帰っても、子供がまだ帰ってないんですよ。お願い!辞めないで!」

と、熱く言われました(笑)


③母
母自身は、出産までは会社勤めでしたが、出産後は専業主婦(でも内職はしていた記憶があります。)、三人兄弟末っ子の私が小学校に入ってからは、学校の時間だけパートに出ていました。

そんな母ですが、私や姉が出産後も働き続けることには、「子育てを第一に」の考えは変わらずも、一定の理解を示してくれています。

母に、「娘の就学後も、家事代行等を使って常勤を続けようかなと思い始めた。」と話したら、「それはグッドアイデア!」との返答が返って来ました。
家庭優先の母なので、「家事代行」に抵抗を示すかと思いきや、少し意外でした。
でもその後が面白くて、「でも、シルバー人材なんかだと、仕事中にいきなりぶっ倒れたりしないかしら…。」と、自分も正真正銘の高齢者なのにこの発言(笑)

本当は、母に同居してもらって娘をお願いできるのが、私としては一番安心です。
それを話したら「私もそうしたいわよ。だから、お父さんが死んだらそっちに移り住んでもいいかなと思って。でもねー、まだ死にそうにないわ~。」と笑っていました(^-^;


④姉
他県で内科医として働いている姉とは、日々のぼやきから真剣な悩みまで、しょっちゅう連絡を取り合う仲です。姉自身は小学5年生の男児の母で、比較的緩めの病院で、常勤で働き続けています。

姉は、「非常勤で余裕をもって働いた方がよいと思う。常勤のままで毎日18時半帰宅の生活は大変だよ。」という意見です。姉自身が現役子育て中なので、肌感覚としては一番近いかもしれません。

さばさばしている姉ですが、慎重なところもあり、おそらく家事代行や学童の送迎システムなどは、リスクの方を気にするタイプです。(家事代行を検討していることは、メールしたけど忙しいようで返信未です。)

なんだかんだ言ってお姉ちゃん子?なのか、私は「お姉ちゃんの言うとおりにすれば大丈夫」と思うところがあるので、姉の意見は大きいです。


今回の話ではないのですが、数年前保健所に勤めていた頃、年配の保健師さんの何人かが、「もっと子育てに時間をかければよかったと、後悔している。」と話されていたのが記憶に残っています。

育休や時短制度などなく、産休明けでフルタイム勤務が普通だった時代。育児中だから残業なしで…なんて雰囲気もなかっただろうと思います。(私が勤めていた頃も大概そうだったし…)

私が保健所を辞める時、行き先をご存知なかった年配保健師さんから、「先生、ご家庭に入られるんですか。それが良いと思います。」と、しみじみと言われました。これはこれで、働く母親の先輩の意見として、ずっしりと重みを感じました。


どういう選択をしても、何かしらの後悔はあるのだと思います。できるだけ後悔の少ない選択をしたいけれど、結局はやってみないと分かりません。

人生って、こんなことの繰り返しです。



日曜日、ついにこちらを購入しました。

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スポーツ用品店にて、スポンジのバットとボールのセット。ついでにグローブも(笑)

午後にこれを買って帰宅してから、娘はかなりの時間遊んでいました。(しかも意外にヒットしていた)

ちなみに午前中は、娘の熱い要望により、隣町の屋内プールで遊んできています。
午前中は水泳、午後は野球。
いつの間にか、スポーツ少女になっていました(^-^;


「わたし、スポーツ好きだから、繰り返し練習する。」と呟いていた娘。
けっこうなことです。好きなだけ目一杯、体を動かしてほしいです。
付き合う親はヘトヘトですけど…

続きはまだあって…
夕方、スーパーで長ネギを買って帰ってきた私を見て、「長ネギを使って料理したい!」と言い出しました。
あれだけ体を動かして、まだその気力…(;´д`)

ということで、二人で台所に立ちました。
メニューは娘の意見により、長ネギと豚肉の塩炒め。

娘が長ネギを切っている間に、私は隣でお米をとぎ。
娘が長ネギと豚肉を炒めている間に、私はほうれん草を切り。

おー、分担作業できている。

私が「すごーい。◯ちゃんが炒めている間に、ママ他の作業が出来てるよ。助かる。」と話したら、居間にあった屍(日々の激務と娘の無尽蔵体力でボロボロになった夫)がムクッと起きて、「パパより戦力になってるね!」と、焦り気味に寄ってきました(笑)

こうやって娘の力を借りつつ、やっていくのもよいなと思いました。




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