へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

コロナで考えた子育てと仕事のこと。

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今日は朝9時から、娘と公園で縄跳びをしました。暑くて汗だくになりました。

コロナとの闘いはまだ終わっていませんが、今回の一件で頭に浮かんだ徒然を記しておこうと思います。


①子育てに関すること~娘は意外に家遊びが好き~
いつも出掛けている公園や施設に行けなくて、さぞ退屈するだろう…と覚悟していましたが、意外にそんなことはなく。家にいてもどんどん「あれやろうこれやろう」と遊んでいます。
こちらが意識して外に連れ出さなければ、ずっと家の中で遊んでいそうなくらいです。
でもこれは、私の仕事のため、娘も幼稚園に行く日があるからかもしれません。ずっと在宅だったら、こうはいかないかもです。

家で存分に遊んでいるからか、夜お風呂に入る前の「もっと遊びたい」駄々コネがなくなった気がします。それだけ普段、家での時間が足りないってことなのか…(^-^;

欲を言えば、もう少し一人で遊んでくれると楽だなぁ…と思うことがちらほら。何をするにも「ママ一緒にやろう。」なので。ずっと付きっきりは私も疲れます。でもこれは子供の個性もあるだろうし、普段かまってあげられないのだから、これくらい…と思うようにはしています。


②仕事に関すること
コロナの前から薄々考えていたことなのですが、私自身のキャリアについて、当初は「ゆくゆくは非常勤で子育て優先」と考えていたものが、徐々に「できるだけ常勤で」にシフトしてきました。

というのも、前から子供の体調不良や行事で休みをもらう時、「これ、非常勤だったらこんなに休めなかったよな…」と思うことが多々ありました。

非常勤の場合、「◯日と◯日をお願いします。」というスポット勤務や、「◯曜日の外来をお願いします。」と曜日で勤務日が決められることが多いです。その場合、その出勤日は何があっても出勤せねばなりません。仮に休めても、かなりの迷惑がかかるし、休みが多いとその後の勤務継続にも関わります(もちろん、他にも様々な勤務形態があるので一概には言えないけど)。休めばその分、収入も減ります。

今回のコロナでも、預かり保育の自粛に伴い、私も短期間に数回午後休や一日休みをいただきました。当然職場には迷惑をかけてしまったのだけど、これができたのも常勤だったからです。

また収入面でも、今回のコロナで非常勤の不安定さを感じました。
私が勤務しているのは大学病院なのですが、大学病院の医師は薄給を補うために、医局からの派遣で他院で非常勤医師として働くことが多いです(所謂バイト)。私の場合、収入の約半分はバイトからです。
今回のことを受けて、私の大学でも、医局によってはバイトを中止させたところもありました。私自身、コロナ関連の事情でバイトが一回なくなり、それだけで数万円の収入減です。痛いです。
これが仮に収入源が非常勤だけだったとすると、生活に関わります。

医師と言えども、何かと不安定な職業。
特に私のような大した技量もなく、育児中で制限付きの人間は、フリーになって腕一つで勝負してやるぜ!なんてことができません。
時代に逆行する考えかもしれないけど、大きな組織で常勤にしがみつく、「寄らば大樹の影」も一つの生存戦略だと思いました。私の場合、配偶者が会社員で家計に占める私の収入は大きいので、尚更必死です。

先日、独身バリバリ麻酔科医の同級生と電話で話した時に、「大学の医局に残っていて得をするのは、医局にとってお荷物になるような人間だけだ。」と言われました。彼女は特に私のことを指してそう言った訳ではない(と思う)けれど、「それ、私やん…」と心の中で苦笑いしてしまいました(笑)
彼女の言うことは、一理あると思います。


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本日の娘の作品。「アルコール消毒」(紙粘土)



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