へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

絵本も、訳により様々。

娘が赤ちゃんの頃から、「童話館ぶっくくらぶ」の絵本の定期講読を続けています。

毎月3000円程度かかるけど、近所の本屋さんにはなさそうな、そして自分では選ばないような絵本が届く点が魅力です。

けっこうしぶーい絵柄の本も多いので、最初は娘が興味を示さないものもあります。でも不思議と、時間がたってから、何かの拍子に娘が自分で選ぶようになり、全く手付かずの本は今までなかった気がします。

今月は、こちらが届きました。
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「うさぎとかめ」
知らない人はいないであろう、イソップ童話です。

今までも、出版社や訳者の違うものを、何冊か読んだことはありました。

でも、今回の「うさぎとかめ」は、今まで読んだものとは一味違いました。
なんというか、言葉使いに味がある。磁味。

例えば、うさぎとかめの競争がスタートした場面。
「たちまちうさぎは、脱兎のごとく、目にもとまらず、すっとんでいった。」

うさぎが余裕こいて、一休みしている場面。
「かめののろさを、高見の見物。」

亀が勝利しての一言。
「ゆっくりでも、のろくても、うまず たゆまず、いっぽいっぽと 歩むものが、栄えある花輪を 手にするものだ。」


脱兎のごとく。
高見の見物。
うまずたゆまず。

幼児向けの絵本では、あまり目にしない言葉。
娘は当然意味は分からないけど、日本語の音として耳にするだけでも、良い刺激になりそうです。
大人でも、「だっとのごとく」「うまずたゆまず」って音のリズムは面白く感じます。

同じ話でも、訳者によって随分と味わいが変わるのだなぁと思いました。


娘は4月から年中に進級しました。
本来は保護者会があって、そこでクラスの役員を決めるのですが、コロナのためにそれも中止。
どうやって役員を決めるのかというと…投票だそうです。

クラスの中で、適任と思われる人の名前を書いて、月曜日に提出。
誰が適任かなんて…そんなお母さん達の人柄なんて知らんがな(笑)
皆さんどうやって判断するんだろう。
恐ろしや、、、。




お読みくださり、ありがとうございます。
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