娘は、ぬいぐるみを動かして喋らせるのが赤ちゃんの頃から好きです。
そして5歳目前の娘ですが、トイレに行こう、着替えよう、歯磨きしよう、ほにゃららしよう、とりあえず促さないとやらないし、促してもやりません。
その他、娘を何かと諭さなければならないとき、こちらが真面目に言葉で伝えようとすると、ついお互い(というか私が?)ヒートアップ、娘もいろいろ言われると嫌になっちゃう、なんてことがよくあります。
しかも最近、何か言われると「分かってる!」と言うようになって、私も「分かってるならやってちょうだい。」「◯△×!」「×△□◯!!」なんてこともしばしば。
できるだけ娘に受け入れやすい形で、穏便に伝えられるように、彼らの力を借りるときがあります。
彼らとは、我が家のぬいぐるみ、その他モノ達。
例えば、お出かけする前にトイレに行っておこうと促しても、頑として行かない娘。しばらく車に乗るから、トイレに行っておいてほしい…。
そんな時は、娘が一緒にお出かけしようと抱えていたダッフィーのぬいぐるみを動かします。
私(声色を変えて、ダッフィーを動かしながら)「オレは行くよ、トイレ。車の中でおしっこ出そうになったら困るからね。◯ちゃんも、一緒にどうだい、トイレ。」
なんてやってると、娘もダッフィーと一緒にトイレへ行ってくれたりします。
我が家の場合、娘がぬいぐるみ好きでよく遊ぶので、なんとなくキャラ設定が出来上がっています。
ダッフィーはかっこつけたがり、キザな男の子、ステラ・ルーはツンツンした感じでしっかり者の女の子、などなど。何故か自然とそうなりました。それぞれのキャラ設定に合うように、私や夫が上手く利用させてもらってます(笑)
またまたある時。
娘の靴が徐々にサイズアウトして、履ける靴が一足だけになったため、新しいものを買い足しました。
すると、まあ当然と言えば当然、新しいものばかり履きたがります。しかし、前からの一足もまだ入るので、大切に履いてほしい。
「まだ履けるんだから、大切に履いてね。」と伝えてはいるけど、新しいものばかり選ぶ娘。
ある日のお出かけの時、娘が玄関で新しい靴を履こうとしていると、前からある靴が喋り出しました。
私(プリプリ怒って問い詰めてくる、ちょっとヒステリックな女子風に)「ねぇちょっと!私のこと、もう履いてくれないの!?私のこと、嫌いになっちゃったの!?このままお別れだなんて、そんなのイヤよ!もっと履いてよ!ねぇ!!」
てな感じで。
とりあえず、靴さんの気持ちは伝わったかと。
娘は笑って「明日履いてあげるよ。」と言っていました。時々履いてくれています。
端から見ると、何やってんだこの家族…という感じ汗
娘の成長につれて、「もう~歳だから、言えば分かるだろう。」と思い、どうしても真面目に言葉で伝えようとしてしまいます。基本的にはそれで分かってもらえるのだけど、しかし相手はまだまだ子供。真面目一徹じゃやってられないなぁと思います。
しかし、このぬいぐるみとか物に喋らせる方法、いつまで使えるのだろう…。
娘が自分でマスクを作ってました。世相をよく理解している…(笑)
お読みくださり、ありがとうございます。
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