「いつでも離婚できるように、手に職をつけなさい。」
とは、パート主婦だった母の言葉である。(両親不仲だったので)
言われた通り、手に職をつけた私。
確かに今まで、夫に対してムキーッ!となって、離婚の文字が頭を掠めたことは何度かあった。
収入的には全く困らない。(よく言われている、「女医の1/3が離婚」というのは非常によく分かる。)
でもやはり、そこまで踏み切る気にはなれない。
娘が夫を大好きだし、私もこの夫、娘、私という家庭を守りたいという思いがあるから。
そうすると、なんとかしてこの人と上手くやっていこう、と対応策を考える。
今までの人生を振り返ってみて、「この人となんとかしてやっていかねばならない。」となった時、お金や暴力など余程の問題は別として、大抵の人とはなんとかしてやっていけるだろう、と思う。
壊滅的にダメな人とは、そもそも付き合ってないだろうし。
夫自身は、いい人だと思う。
でもそれが、私達夫婦に「子育て」という試練が課されて、私が「~してくれる、してくれない」というフィルターを追加して夫を見るようになって、ぼろぼろと新たなマイナス面が作り出された。
子育てさえなければ、特に浮き彫りにならなかったであろうマイナス面。
とんだ災難、という感じかもしれない。
(ちなみに私も、子育てをして初めて「自分にこんな嫌な面があったのか」と思い知らされることが多く、がっくり来る。)
冷静に考えれば、夫は普通~にいい人なのだ。
そこを見失わないようにしなければ。
夫婦二人だけのキャッキャッした気楽な時代から、家族を取り巻く環境が変わり、新たな試練を経験して、また関係を築き直していく。
夫婦関係も、新たなフェーズに入ったのかなぁと、最近思うのでした。
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
オバマ夫人の本を中断して、こちらを読みました。
男女で頭の働きが違うから、しょうがないよねーと思うと少しは気楽になれる。
お読みくださり、ありがとうございます。
にほんブログ村