「俺の背中を見ろ」
とは、私が子育てにおいて大切にしたいと思っている考えです。
口であれこれ言うより、親の振る舞いを示すことで、子供に学んでほしい。(性格が歪んでいるからか、口で言おうとするとつい理詰めでグチグチ言ってしまう…)
それに、口だけで「やれやれ」言われても、子供からしたら説得力ないだろうし。
料理するとき、菜箸やお玉を置くために、小皿を出しています。
先日、娘と一緒に台所に立った時のこと。
私は何も言ってないのに、娘は自分で小皿を出して、菜箸を置いていました。
あー、私のやること、見ていたんだなぁと。
(と同時に、私のやること見られてたんだー、いろいろ気を付けよ~とも思った笑)
小さなことではあるけれど、子供はしっかり親の背中を見ているんだなと思った出来事でした。
私自身も、なんだかんだで親の背中を見てるよなと最近思います。
「生涯勉強」の父の姿を思い浮かべて、その背中を追うようにいろいろ勉強しようとしたり。(でも私の場合飽きっぽいので、なかなか長続きせず…ちなみに最近はある本を読んで、学生時代に苦手だった数学を勉強しなおそうと書籍を物色中)
そんなに裕福な家じゃなかったのに、医療系NGOに毎月5000円の寄付を続けていた母の言葉を思い出して、自分もいくつかの団体に寄付を始めたり。
ただ単純に、真面目に働いてきた父の姿や、どっしり構えていた母の姿を思い出して、「自分もそうありたいな」と思ったり。
一方で、良い面ばかりではなく。
夫婦仲は悪い両親。父の悪口を母からしょっちゅう聞かされて、とても嫌だったので、「私は子供の前で夫の悪口は絶対に言うまい」と固く誓ったり(笑)
良くも悪くも、親の背中を見てるんだなと思いました。
背中を見て、(良い面は)「真似しよう」と思ってもらえるような、そんな親でありたいと、少し気を引き締めました。
お読みくださり、ありがとうございます。
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