へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

勉強に捧げるパワー…駄文。

勉強をしていてつくづく思うのは、「ものを覚えられなくなったな~」ということ。

専門医試験の時も、いろいろ覚えやすいように試してみたけど、今までの人生で一番効果があったと思える暗記方法は、小学生の時のものです。

私の勉強へのアクセルがかかったのは、小学5年生の時。算数のテストで見直しをしたら計算ミスに多数気付き修正、そうしたら100点を取れたのが嬉しくて、それ以降100点を取るために勉強し始めました。
で、社会のテストで100点を取るために、いろいろ暗記せねばならない。

とった方法は、
教科書を見開き1ページ読む→教科書を閉じる→書いてあった内容を思い出して紙に書きなぐる。

これを繰り返していくこと。

「インプット→アウトプット」を地で行く泥臭い方法です。

でも、これが一番効果があったと思います。おかげで社会は得意科目でした。(もともと好きだったというのもある)

あとは、国語の授業で百人一首を覚える時。
先生が「覚えられたら言いに来てくださいね。」と宿題を出しました。
当然、クラスで一番に覚えたかった私。家に帰り、必死で暗唱を繰り返しました。言葉はリズムです。声に出してリズムを感じながら覚えるのがよかったです。

どちらも、時間も労力もかかる方法です。でも、子供の頃はそれをコツコツできました。

大人になると、時間が限られていることもあり「効率良く覚える方法ないかな~」と考えます。
でも、大して能力のない私。家系的にも、そんなに頭の良い家系ではありません。親戚を見ても良くて地方国立大、MARCHレベル。母にいたっては高卒です。
成り上がるためには、地道に泥臭く、量をこなして勉強するのが自分には一番合っていたのだと思います。


子供の頃の地道な勉強を支えていたもの、それは「絶対に一番を取る。100点を取る。」という強いモチベーションでした。
今は何をしていても、「これくらいでいいや」と妥協する自分がいます。
もし私が子供の頃、「これくらいでいいや」と手加減をしていたら、今こうして医者になれていなかったでしょう。

つくづく、今の私は昔の自分に食わせてもらっているんだなぁと感じます。


以前読んだ「受験学力」(著:和田秀樹)では、大人になって物を覚えられないのは、学生時代のように時間と労力をかけていないから、といった内容が確か書かれていました。

確かに、大人になると勉強に割ける時間は減ります。でも私の場合、一番減っているのは、時間より何より、パワー、モチベーションであろうと、衰えを感じる今日この頃です。


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小さな怪獣に日々パワーを吸いとられているわけだし…。


お読みくださり、ありがとうございます。

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