我が家はZ会をとっています。
親向けの情報誌「ぺあぜっとi」の今月の特集が、「幼児期にしたい算数体験」というもので、とても参考になる内容でした。
以下、私なりに要約。
現在の教育で重視されるのは、知識一辺倒ではなくそれを日常生活にあてはめて「活用」する力。
計算のような知識技能を身につけるドリル式の学習は、就学後でも十分間に合う。
「思考力、判断力、表現力」「学びに向かう力、人間性」は養うのに時間がかかる。幼児期は先取り学習よりも、子供が興味をもったことについて調べたり、考えたりする体験を大切にしたい。
幼児期は、数的なもの、量的なものを意識させる算数「体験」を。教科として学んだときに、その体験が知識と結びつき、より深い理解につながる。
いちばん大切なのは、「知的好奇心を失わせないこと」。優秀な学生には「おもしろがり」が多い。
つまり、幼児期には考えたり探求したりと、学びの基礎となる姿勢を身につけること、知識のベースになる体験を積み重ねることが大切。
算数体験の例もいくつか挙げられていました。
「今のお風呂の温度は40度くらいだね。」
→学校で温度を学んだ時に、◯度…ああ、あれくらいの熱さか、と結び付く。ベースの体験なしにいきなり「度」と習うより受け入れやすい。
妹や弟が生まれたとき、「赤ちゃんの体重はだいたい3kgくらい。3kgはだいたい牛乳パック3本分だよ。」
→学校で「kg」と習ったとき、ああ、あれくらいの重さね、とインプットされやすい。
などなど。
確かに、私も仕事で新たな知識を習得する時に、ベースとなる経験(あーそういえばそういう症例あったよな~みたいな)があると頭の中にスッと入ってきます。
そして、優秀な人には「おもしろがり」が多い、という点も頷けます。
うちの教授なんかも、業者さんの説明や講演会、学会なんかでいつも「なるほど!それで?」とどんどん食い付いています。「へーそうなんだー。」と、そこで思考が終了してしまう私には羨ましい限りです。
特集の最後は、「まわりの大人がおもしろがるとよい」という内容で締め括られています。
娘と一緒に体験しつつ、私自身も「おもしろがり」になれるよう頭を回転させたいです(^-^;
最近、娘の折り紙熱がまたピークなようで、朝もせっせと折り紙しています。
それもあってか、最近の朝学習は学研の宿題(グレードが進んでプリント片面から両面になりました。)とZ会だけでタイムオーバーです。
でも、今はそっち(折り紙)の方が大切ですね。
幼稚園の先生や実習生(「だいがくせいのお姉さん」と言って大好きなようです。)からいろいろな折り方を習ってきて、家で披露してくれます。
お読みくださり、ありがとうございます。
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