前回の記事でもチラッと言及した、姉妹仲の話。
先日はこんな感じでした。
次女が夕飯の前に自分のスプーンを出そうとしていたので、長女にも「お箸を並べるの手伝って〜。」と声をかけたところ、箸も、そして次女が出そうとしていたスプーンも諸共サッと奪い取り、テーブルに並べ始めた長女。
当然次女は自分がやろうとしていたことを奪われ、「次女ちゃんが自分でやるのー!!」とギャーッとなる。
長女は「も〜、どっちでもいいでしょ!!」とイライラ。
最近はよくこんな感じになります。
まあいつも仲睦まじくなんて誰しも無理、兄弟なんて多かれ少なかれこんなもん…とも思うのですが、長女の様子を見ていて気付いたことが一つ。
長女が次女に対してイライラしている様子は、私に似ている。ということ。
私が次女に対してイライラしてしまい、「も〜!」となっている時の口調にそっくり。
まずは私が自分自身を直さなければ。
そう思いました。
考えたくないけれど、これっていじめに繋がる集団心理に似ていると思います。
誰かが邪険にされているのを見るうちに、周りもその人に対して同じような態度を取るようになる。
私がやっていることも同じようなことです。
逆に、大切に大切に扱われているものは、それを見た周りの人も同様に大切に大切に扱おうとする。
でもその素直な気持ちは、自分の心が満たされていることが前提だと思う。
私が次女に優しくしているのを見たら、長女もきっと次女に優しく接してくれるだろう。
でもそれは、長女自身の心が満たされていることが大前提。
私が次女を大事にする。優しく接する。
そして長女も大事にする。優しく接する。
二人の仲を取り持つためにどうしたら…とか、二人の間でのいろいろなことのバランスを…なんて考えていたけれど、そんなややこしいことではなく、それより何より。
「どっちも大事」
でいいんじゃないか。まずはそれではないか。
そう思いました。
もちろん、二人のことはもとから大事に思っています。でも、私の感情のコントロールが、堪え性が足りなかった。
親って忍耐だ…。
でも、我慢我慢と考えてしまうと、どうしてもネガティブな雰囲気になってしまう。
できることなら、「子供との大切な時間」として前向きに捉えたい。ちょっとした自分の頭の中でのスイッチの切り替え、捉え方の転換だと思う。
同様に、「育児ストレス」という言葉も、「ストレス」というと、ネガティブなイメージになってしまって、悲しい、なんだか子供達に申し訳ない。できれば言いたくない(今まで言っていたけど)。ストレス発散ではなく、気分転換と言いたい。
自分の中でどうしたら幸せかと考えると、目の前のものを押しのけて他で満足を得るのではなく、目の前のもので、今置かれた状況を楽しめた時が幸せだと思う。
世の中いろいろと、自分の考え方次第だなぁと感じます。
昨日は次女の保育園の発表会でした。
練習ではばっちりと言われた次女。
でも、案の定?
ズラッと並ぶ保護者を見た途端、手を口に加えたまま固まり、不動と化す。
一点を凝視したまま、動かず…(笑)
運動会の時も、スタートから動かず私に運ばれていった次女なので、まあ予想はついていました。
長女は本番に強いタイプなのですが、姉妹で真逆!でもこれはこれでいい!と思います。どっちもいい味出してる。
帰りの車では、緊張から開放されたように「のーりーものー集まれぇ〜働くくるーまぁ〜!!」と熱唱していました。
お読みくださり、ありがとうございます。
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