へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

「どっちも大事」でいいじゃない

前回の記事でもチラッと言及した、姉妹仲の話。


先日はこんな感じでした。

次女が夕飯の前に自分のスプーンを出そうとしていたので、長女にも「お箸を並べるの手伝って〜。」と声をかけたところ、箸も、そして次女が出そうとしていたスプーンも諸共サッと奪い取り、テーブルに並べ始めた長女。

当然次女は自分がやろうとしていたことを奪われ、「次女ちゃんが自分でやるのー!!」とギャーッとなる。

長女は「も〜、どっちでもいいでしょ!!」とイライラ。


最近はよくこんな感じになります。


まあいつも仲睦まじくなんて誰しも無理、兄弟なんて多かれ少なかれこんなもん…とも思うのですが、長女の様子を見ていて気付いたことが一つ。


長女が次女に対してイライラしている様子は、私に似ている。ということ。

私が次女に対してイライラしてしまい、「も〜!」となっている時の口調にそっくり。


まずは私が自分自身を直さなければ。

そう思いました。


考えたくないけれど、これっていじめに繋がる集団心理に似ていると思います。

誰かが邪険にされているのを見るうちに、周りもその人に対して同じような態度を取るようになる。

私がやっていることも同じようなことです。

逆に、大切に大切に扱われているものは、それを見た周りの人も同様に大切に大切に扱おうとする。

でもその素直な気持ちは、自分の心が満たされていることが前提だと思う。


私が次女に優しくしているのを見たら、長女もきっと次女に優しく接してくれるだろう。

でもそれは、長女自身の心が満たされていることが大前提。


私が次女を大事にする。優しく接する。

そして長女も大事にする。優しく接する。


二人の仲を取り持つためにどうしたら…とか、二人の間でのいろいろなことのバランスを…なんて考えていたけれど、そんなややこしいことではなく、それより何より。

「どっちも大事」

でいいんじゃないか。まずはそれではないか。

そう思いました。


もちろん、二人のことはもとから大事に思っています。でも、私の感情のコントロールが、堪え性が足りなかった。


親って忍耐だ…。


でも、我慢我慢と考えてしまうと、どうしてもネガティブな雰囲気になってしまう。

できることなら、「子供との大切な時間」として前向きに捉えたい。ちょっとした自分の頭の中でのスイッチの切り替え、捉え方の転換だと思う。


同様に、「育児ストレス」という言葉も、「ストレス」というと、ネガティブなイメージになってしまって、悲しい、なんだか子供達に申し訳ない。できれば言いたくない(今まで言っていたけど)。ストレス発散ではなく、気分転換と言いたい。


自分の中でどうしたら幸せかと考えると、目の前のものを押しのけて他で満足を得るのではなく、目の前のもので、今置かれた状況を楽しめた時が幸せだと思う。


世の中いろいろと、自分の考え方次第だなぁと感じます。



昨日は次女の保育園の発表会でした。

練習ではばっちりと言われた次女。

でも、案の定?

ズラッと並ぶ保護者を見た途端、手を口に加えたまま固まり、不動と化す。

一点を凝視したまま、動かず…(笑)

運動会の時も、スタートから動かず私に運ばれていった次女なので、まあ予想はついていました。

長女は本番に強いタイプなのですが、姉妹で真逆!でもこれはこれでいい!と思います。どっちもいい味出してる。

帰りの車では、緊張から開放されたように「のーりーものー集まれぇ〜働くくるーまぁ〜!!」と熱唱していました。





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