へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

普通のことが一番難しい。

先週だったか、新聞で読んだ育児関連の記事。記事の詳しい内容は忘れてしまったのですが。

たしか大学の先生だったかな…育児に関する研究をしている男性で。

「今までいろいろなお父さんに会って来ました。子供との時間を作るために仕事をやめて自営業になった人、子供にあう保育園に入るために関西から関東へ引っ越した人、仕事をやめて専業主夫になった人、子供と30日間の旅行に出掛けた人…。どの人も、子育てを自分事として考えていて、皆さんとても幸せそうでした。」

だいたいこんな内容。

この記事を読んで、つい私は「いや、極端過ぎるだろ…」と突っ込んでしまいました。

この方も、「こんな人達もいました」という例をあげているだけで、別に我々にそうしろと言っているわけでないのは百も承知なのですが。

ひねくれ者の私は、「派手なアクションを起こせばいいわけではないんだよ。」と、毒。

この記事がしばらく頭の中で引っかかっていて、思ったこと。

あくまで私の考えですが、

別にそんな突飛なことしなくても、

「父親が毎日定時で仕事を終えて18時に帰ってくる。」

それだけで十分なんだけどな、と。

夫が毎日18時に帰ってきて、子供にご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり、遊んだり、そうやって一緒に育児をできるだけで、十分幸せ。

でも、そんな普通のことが一番難しい。

だから、会社をやめるしかない!となるのかしら。


少子化対策でお金お金となるけれど、私はもういくらお金を貰えても、三人目を産みたい気持ちにはなかなかなれない。

でも、夫が「毎日18時に帰ってきて、子供の食事、お風呂、寝かしつけ一緒にやります!」となるのなら、考えてもいいかなと思う。

少子化対策で必要なのは、お金もだろうけど、父親の働き方改革、社会全体の働き方改革なんじゃないかなと思う。

女性の〜母親の〜父親の〜と、特定の対象の働き方改革となると、そうじゃない人にしわ寄せが行くから、社会全体。

産後に一ヶ月育休を取ってもらうよりも(それはそれでありがたいけれど)、毎日18時に帰って来てくれる事の方が余程ありがたい。

定時で帰る。

こんな普通のことが、一番難しい世の中なんて。(poison)



それとは別に、父親の育児参加云々に関わらず、ワンオペでもなんでも純粋に「子育て楽しい。子供は可愛いからもう一人欲しい。」と思えるような心境になれれば最高なんだろうけど。

子供はもちろん可愛いけれど、どうしても「大変。辛い。」が勝ってしまう。

自分より大変な状況でも(旦那さん単身赴任とか、子供多いとか)子育てを楽しんでいる人はいるのだろうと考えると、ここら辺は私自身の問題なんだな。





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