へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

母来訪後の感情の処理に困る。

火曜日に、長女がコロナウイルスのワクチンを接種した。


翌日体調不良で学校を欠席する場合を想定し、隣県の母に来てもらった。

孫に会えるのをとても楽しみにしてきた母。

一方、私は母に会えるのをそれなりに楽しみにしつつも、また何かやかましく言われるんじゃないかとか、また疲れるんだろうなと思い、朝から心穏やかではなかった。


そしてやってきた母。


案の定、「お世話になってるご近所さんに配ろうかなと思って」と、駅で適当に買ってきたような地元菓子。

「次女ちゃんがお風呂に入ってるとこ見ていい〜?」と、いきなり親子3人での入浴を覗きに来る。


小さな事なのだけど、やはりイラッイラッとくる。

母の気持ちもわかるし、気遣いはありがたいのだけど。

助けに来てもらっている立場なのだけど。


我が家の暮らしに、ズカズカと入ってこないでほしい。

もう少し距離を持って、遠慮してくれてもいいんじゃないか。


そう思ってしまう。



翌日、長女は腕の痛みを軽く訴えるのみで、元気に登校していった。


「お夕飯は親子丼がいい。」という長女に、母が帰る前に親子丼を作って行ってくれた。


「彩りがいいかなと思って」と言って見せられた親子丼には、ブロッコリーと人参が入っていた。

嫌な予感がした。


やはり、長女は「野菜の味しかしない…」と、どうしても食べられなかった。(母は既に地元に帰っていて目の前にはいない)


母が作ってくれた親子丼。

長女が食べてくれなかったのは、娘としてやはり悲しい。

でも、長女の言っていることも分かる。

自分のこの感情をどうしたらよいか、よく分からなくなった。

「ばあばが作ってくれたんだから、ありがたく食べなさい。」

長女にそう言いつつも、母の支援を素直に喜べていないのは、他でもない私である。


私も数年間、レベルは低いものの主婦業をやってきて、かつ「この家族」での主婦業をやってきて、経験値を積んできている。
「こうしたらよい」というやり方が、できてきている。


それが、母のやり方とは徐々に離れてきている。
おこがましいことだけれど、母の「アラ」が目につくようになっている。


でも、そのやり方で、母は私を育ててくれた。

でも、私には私の、心地よいやり方がある。


助けてもらっている立場なのに、傲慢な考え。


なんだかんだ言いつつも、母は私にとって大切な母である。

娘を手伝えるのを、孫に会えるのを、とても楽しみにしている。


どういう関わり方が良いのか。

自分の感情をどう処理したら良いのか。


考え込んでしまって、何も手につかなかった本日の朝時間。





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