忙しい母親の味方、冷凍ストック…。
私も、肉、魚、主菜になる半調理品、カット野菜、余った野菜、ご飯、、、なんでも「冷凍!」と、冷凍庫にポイポイしていました。
しかし、何でもポイポイ入れるわりには活用するのが下手なのか、中身はどんどん貯まるばかり。
縦置きの上に横置きで入れ、何が入っているかが一目では分からない状態に。
在庫も把握しきれず、奥の方から「霜でガチガチになった某」が出てくることもしばしば。
目的の物を取るためには、上にあるものを一回どけて、ガサガサ漁り、その間にアラーム(開放時間が長くなると鳴る)がピーピー鳴り。
パンパンな状態、ガサガサ、ピーピーな状態が、じわじわとストレスでした。
(ついでに夫に「冷凍庫パンパンだね。冷蔵庫大きいの買う?」と言われるのもなんか嫌だった笑)
少し前、他の事でいろいろモヤモヤしていた頃。
ふと、
「ええーい!もうーーー!余計な物が多いんじゃー(°Д°)!!」
とプチンと来て、本や服など、いろいろ捨て始めました。
その流れで、冷凍庫の中身も「申し訳ない…」と思いつつ、かなり廃棄しました。
特に「活用できてないな」と感じたのが、「とりあえず切って冷凍」と入れておいた野菜や、「試しに買ってみるか」と買っておいた揚げ物系の半調理品。そして時々大量に作り置き冷凍する金平ごぼうなんかのお惣菜も、使いきれた試しがありません。
野菜は結局、生から調理した物の方が美味しいしと思ってしまう。
揚げ物は普段あまり食べないし、調理で油を多く使うのも心理的ハードルが高い。
作り置きも何回も食べると飽きてくるっていうか、ずっと冷凍していると美味しくなさそうな気がしてきて、食指が動かないっていうか…(かといって冷蔵で何日も保存するのにも抵抗あり←笑)
こんなふうに、自分の中でごにょごにょと言い訳があり…。結局使わず仕舞いでした。
料理下手で時間もやる気もないのに、変なところに拘っている、言い訳だけは一丁前です(^-^;
だったらいっそのこと、持つのをやめよう…と思い、最近は冷凍庫の中身を肉・魚、使い慣れた半調理品少し、娘弁当用の冷凍食品少し、冷凍うどん、カットかぼちゃ(パルシステムの美味しいやつ)、使い慣れたカットフルーツ(ブルーベリーとか)、まとめて炊いたご飯…など、「確実に使っている」実績のあるものだけに厳選してみました。
野菜は、ブロッコリーや青菜類を以前はよく冷凍していたのですが、これもやめて。
買ったら予めさっと洗い、ブロッコリーなんかは切っておいて、必要な時に必要なだけ出して調理して…で、それほど手間に感じることなくできてます。
青菜のお浸しなんかは、やはり湯がいたまま(冷凍せず)の物の方が、断然美味しい。
「なくなったら困るから」と、買いだめする傾向もあったのですが、在庫があるうちは買い足すのもやめ。「なくなったら適当にあるものを食べればいいや。」ということで。
結果、冷凍庫にかなり余裕ができました。
必要な物をすぐ出し入れできる…こんなに気分が楽になるとは。
もう夫にも、何も言わせまい、、、(笑)
一般的には「便利」と言われてる冷凍保存も、向き不向き?があるようです。
コウケンテツさんの本を読んでから、自分の中でご飯作りに対して悟ったというか、考え方がだいぶシンプルになったことも大きいかもしれません。
日常の小さなストレスを一つ減らせてよかったー、というお話でした。
お読みくださり、ありがとうございます。
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