こちらを読みました。
- 作者:村上 綾一
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: 新書
こういうタイトルを読むと、職業理系でも「苦手科目は数学と理科。実際の頭はド文系」な私からすると、「文系脳じゃダメですか…」と悲しくなるのですが、どうやらダメみたいです。
後者には「大企業が欲しているのは理系脳」とはっきり書かれていて、ぎゃふんとなります。
どちらも、算数数学を出来るようにするにはどういう力が必要かについて書かれています。後者はもっと広く、勉強全般についても書かれていますが。
しかし、ここに挙げられている必要な能力、何も算数数学に特化したものではなく、よくよく考えれば、社会に出て仕事をする上で必要な能力に通じているなと感じました。確かにこれができる人は、仕事もできるだろうなと。
個人的には、前者に書かれていた「構造力…知識をバラバラにではなく、構造化して記憶しておく」と「位置付け力…得た知識を曖昧にではなく、きちんと(ピンと)自分の中に位置付けておく」が印象的でした。どちらも、私自身の弱点として感じていたところです。
そしてやはり、「国語力(読解力)」は全ての土台だそうで、「算数数学はできるけど、読解ができない」のはニセモノの理系だとまで書かれています。
そうなってくるともう、文系理系とか関係なく必要な学力の話になってきます。文系でも理系でも必要な能力。ここでいう「理系脳を備えた人」=「必要な学力を備えた人」。そりゃ社会は必要とするだろう。
ちなみに、どちらも計算力を軽視してはおらず、むしろ小学校3年生辺りまでにどんどん進めて鍛えるべしと言っています。しかも筆算ではなく暗算で。そうして頭の中で数をいじることで、イメージ力(ここでは数のイメージ力)が鍛えられるのだそうです。ここは目から鱗でした。
娘が公文を辞めて、これからの家庭学習をどう進めようか検討しているところだったので、今このタイミングで読んでおいてよかったなと思います。
今週は土日とも夫が仕事で不在(日曜日深夜にこちらに戻ってくる予定)。娘と二人dayです。しかもこの土曜日は、スイミングもピアノも祝日で休み。
午前中は折り紙をした後、近所に新しくできたカフェ併設のパン屋さんへ娘が「パフェを食べに行きたい(チラシで見ていた)」と言ったので、のんびり散歩がてら行って来ました。
思えば、娘とカフェに入るなんて、初めて!
娘と二人でこんなことも出来るようになったとは…と、成長を感じ。
午後は折り紙の続きをしたり、Z会プログラミング「KOOV」でロボットを作ったり、ナノブロックでポケモン作ったり。のらりくらりと、娘の気の赴くままに過ごしました。普段は習い事で土曜日がほぼ潰れてしまうので、やりたいことはたくさんあるようです。
このぶよぶよした巨大な立体物は、何でしょうねえ…。
娘が「KOOV」で作った「サメ」。
プログラミングしてちゃんと動いたときは嬉しいです。
娘のコメント。
「パパに会えないのは寂しいねぇ。でも、これはこれで静かでいいかもねぇ。」
「だってパパがいると、「(娘)ちゃーん、抱っこさせてぇ~」とか言ってきて落ち着かないんだもん。」
だそうです(^-^;
お読みくださり、ありがとうございます。
にほんブログ村