今日一日、私の心に小さな波を立てた、小さな出来事たち(笑)
①朝食にて
昨夜寝る前に、「明日の朝ごはんは食パンにしようと思うけど、何をぬる？」「ハチミツー！」という会話をした私達母娘。
今朝、娘を起こして、準備しておいたハチミツトーストを食卓に出したら、「ハチミツじゃないの！」とふにゃふにゃ怒り出した娘。機嫌が悪い。
イラ～とスイッチが入りかけた私だけど、ふと「いや、週後半の木曜日は、大人でも疲れが溜まる。子供だって疲れて機嫌悪くなるよね。」と思い直した。
「そうだよね。木曜日って週の後半だから、◯ちゃんも疲れてイライラしちゃうよね。」と言葉をかけたら、娘も「そうでしゅ！昨日から疲れてるでしゅ！」(最近、娘は時々赤ちゃん言葉を使うのが流行り？らしい。)と、穏やかに嵐は過ぎていった。
いつもこんなふうに対応できたらいいんだけどなー。がんばれ私。
②通勤路にて
車で娘を送り、街中を走行していたら、娘と同じクラスの女の子が、お母さん(専業主婦)と歩いて園へ向かうところにすれ違った。
のんびり歩いている。
バタバタと車で送り迎えをする我が家。
ゆったりと、子育ての一つ一つの時間を刻んでいく(ように見える)親子。
うう…心が少し痛んだ。
③職場にて
私の科は、入院患者さんをもたない。他科に入院している患者さんの診察依頼を受けて、併診していく形。分かりやすく言えば、脇役。
脳梗塞で入院しているAさん。
なんだか今日は調子がおかしい。
昨日に比べてぼんやりしていて、日付、場所もあやふや。昨日までは一人で座れていたのに、今日は支えないと座れない。麻痺のある手足の動きも、昨日より悪い。
これはおかしい、もしかすると再梗塞や出血かも…とスタッフと話し、病棟へ報告。緊急CTを撮ってもらったら、やはり出血していた。
朝の時点でその兆候はあったようだけど、見逃されていたらしい。(これには他にもいろいろと、問題点があったのだが。)
そのままにされなくて、よかった。
メインプレーヤーではないからこそ、少し離れたところで、全体像を冷静に見られることもある。(実際、主科の先生は治療そのものでとても忙しい。)
脇役が脇で騒ぎ立てることで、役立つこともある。
的確な診療で的確に騒ぎ立てられるように、自信を持って進言できるように、そのためにはしっかり勉強だな！と気が引き締まった。
心が痛む事もあるけれど、やはり誇りを持って仕事をしたい。
いろいろ考えさせられた、今日一日でした。
雪が降りそうな、怪しい空…。
お読みくださり、ありがとうございます。
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