へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

あぁ、羨ましい。

大学時代の友人から、「国境なき医師団」に採用されたと連絡があった。

彼女はずっと海外での医療協力を志していて、そのために海外へ研修やボランティアに赴いたり、正に夢に向かって行動している人だった。

本当に凄いと思う。とても羨ましい。
彼女は着実に歩を進めている。

一方で、さて自分はどうだろう…と視線を内に向けてみると、あぁなんとも寂しい、何もない、すっからかん。


私だって、若い頃は「こういう仕事をしたい。」という夢があった。
でも、それがいつの間にかシュンとしぼんで、片田舎で縮こまって仕事をしている。

世界に羽ばたく友人と、片田舎で細々と働く自分。
幼稚な比較ではあるけれど、やはり悔しい。


私は医師として、どういう仕事をしたいのだろう。今は正直、それがよく分からない。

もうここ数年、私の仕事についての視点は「家庭と両立できるかどうか。」に偏っていて、やりがいは二の次。

仕事人としてのビジョンを見失っている。
なんとも情けない。


子育てをしながら仕事を続けることは本当にハードで、「今くらいの仕事で十分。」とも思う。

しかし、誰かの輝かしい姿を目にすると、「私も…。」と、むくむくと欲が出てくる。

生き様が定まらない、そんな自分に嫌気がさす。

そういえば、前のアパートでご近所だった女医さん、子供はまだ小さいのに学位を取って「助教」に昇進してたなぁ、すごいなぁ。

あれ、私は…?

そんなことの繰り返し。


一つ言えるのは、結果を出している人は、何かを「やって」いる、行動している。

指を咥えてごにょごにょ言っているだけの私の所には、当然何も起こらない。

ビジョンがないならないなりに、今の環境で出来ること全部やっとけ!ちゃんと仕事しろ!ってことなのだろうか。




ということで、来週の専門医試験。

会場も宿も東京~有楽町、銀座付近。
お上りさん(恥ずかしい…)の私には、東京の地下鉄はごちゃごちゃしていてよく分かりません。

数年前の学会の時も、有楽町で飲んで銀座のホテルまで歩いて帰った記憶があるから、今回も全て徒歩移動でいいやと投げ捨てております。

あとは、スーツのボタンが閉まるかが心配です(口頭試問もあるので、いちおうボタンしめた方がいいかなーって。)



お読みくださり、ありがとうございます。

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