へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

親子関係の貧困

こちらの記事を読みました。

https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/1111184/100800013/?ST=mobile

「親子間でどれだけ会話をしているか」が国語力に響いてくる、そんな内容です。

最近の娘との会話はどうかな…忙しさに紛れてなおざりになってないかな、など考えさせられました。

0歳児の頃は、私は育休中で時間的にも余裕があり、毎日外を散歩しながら娘に語りかけ、抱っこしながら歌を歌ってあげたり、「語りかけ」をかなり意識していました。

でも復職して、バタバタの日々。
気がつけば「歯磨きしよう」「ご飯食べよう」「お着替えしよう」など、行動を促す言葉ばかりかも~とはっとすることもあります。


普段気を付けていること…
①「今日は幼稚園どうだった?」と毎日必ず聞くようにしています。その時、自分の事も話すようにしています。「ママはね~、今日は赤ちゃんの患者さんをたくさん診察してきたよ。」とか。

②娘の辿々しい話や、なかなかファンタジーな話もじっくり耳を傾ける。
昨日の夕飯時は、「やさいにがて」についての考察を語ってくれた娘。

※やさいにがて…埼玉県のご当地ヒーロー「彩光戦士サイセイバー」の悪役…の下っ端?子供たちの「野菜苦手」の気持ちが集まり怪物になったという設定で、顔はトマト、体幹はピーマン、腕はナスと人参でできている。少し前に見に行ったゆるキャラ祭でたまたま見かけ、娘の中でのゆるキャラ祭の思い出=やさいにがて、になっています…。(脇役過ぎてちょうど良い画像が見つかりませんでした汗)

煮込みうどんの人参を食べながら、「やさいにがては人参が嫌いだから、手が人参になっちゃったのかなあ?」「私は保育園の頃はナスいやだ~って言ってたけど、今は言ってないから大丈夫だね。」などなど、熱心に語っていました。
私はうんうんと聞いていました。(けっこう聞いていると面白い。)

③子供に話をする時は、分かりやすく話すのはもちろんですが、あえて大人が普段使う言葉で話すこともあります。
朝、玄関のドアを開けて気持ちよく晴れていたら、「気持ちのいい秋晴れだね~。」
帰りに空が暗くなっていたら、「まだ5時なのに、もうこんなに暗いんだね。冬が近づいて日の入りが早くなってるんだね。(または、日照時間が短くなってるんだね、など。)」
などなど。

ちょこちょこ「ジャブ」を打つことで、言葉に耳を慣れさせ、そして「〇〇ってどういうこと?」の興味を刺激し、そのうち自分の語彙として定着してくれれば~と、軽い気持ちです。

そういえば、先日はどこで聞いてきたのか、「罠ってどういうこと?」と聞かれました。
私は、「罠はね、主に2つの意味があってね。1つ目は動物さんを捕まえる時に、落とし穴とか網を仕掛ける…云々」と、娘お気に入りのワニさんのぬいぐるみを使って説明しました。
そして、「2つ目の意味はね、大人の世界で、誰かが誰かを陥れるために何か悪い事をすることで…云々」と、説明。自分で話していて楽しくなってきました(笑)
娘は、「悪い事しちゃあ、だめだよね!」と一言。ごもっともでございます。

こんな感じで、娘との会話楽しんでいます。
親子の会話は、時間がなくてもお金がなくても、親の気持ちがあれば実践できる「家庭教育」だと思います。


昨日から、こんな本も読み始めました~。

3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ

3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ


お読みいただき、ありがとうございます。

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