「どの子も伸びる幼児の学力 」(岸本裕史著、小学館)をちょこちょこ読み進めています。
「先行体験」の豊富な子は、小学校に入ってからの知識の習得がスムーズ。
子供と一緒に料理をし、「小麦粉を◯グラム量ろうか。」とやりとりする。
アナログ時計で時間を意識した生活をすることで時間の見方、そして「角度」の感覚を養う。
バスに乗ったとき、新幹線に乗ったとき、「これは時速◯kmで走っているんだ。」という会話をする。→算数の「速さ」の問題に取り組みやすくなる。
家族で食べ物を分けるとき、「半分こしようね。」「4つに分けようね。」といった会話をする→分数の感覚を養う。
等々。
幼児の頃は「ふーん」の反応でよい。そういった先行体験を積み重ねることで、小学校からの知識を受け入れやすくなる。
日常の中での小さな積み重ね。
慌ただしい日々の中でせっかくのチャンスを逃してしまわないように、意識に留めておきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございます。