へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

今の自分には、これくらいがちょうどよい。

先週末から、娘が少し風邪気味でした。
昨日の朝も熱はないけど鼻が詰まって辛そうな様子、咳も少しゴホゴホ。
ひとまず登園させはしたものの、早めに寝かせてしっかり休養をとらせたいなぁ、明日の仕事は休めないしなぁと思いながら出勤しました。

職場に着き外来予約を見ると、予約患者さんは15時台の人が最後。その後から追加で依頼が来た患者さんも、15時には全て診終わりました。

なので、教授に許可を頂き、早退させていただきました。
おかげで娘はいつもより早く帰宅、ゆっくり体を休めることができました。

今朝はだいぶ軽快したようで、「わたし、ルパンレンジャーみたいでしょ!」と言いながら、テーブルからジャンプしていました(笑)


今の職場には、本当に感謝です。
教授自身がご家庭のことで苦労されたからか、「家庭を大切に仕事をしてください。」と常々おっしゃり、理解してくださいます。

教授と私二人だけの科なので、多忙な時はなかなか辛いのですが、病棟(入院患者さん)を持っていない
外来だけの科なので、その日の外来(あとたまにある実習学生への講義)を終えてしまえば、その日のdutyは基本的には終わり、その後に子供の体調不良などで万が一不在にしても、大きな迷惑はかけずにすみます。


逆にいうと、外来だけなので、患者さんとじっくり関わることができず(他科に入院中の患者さんを主に診るので、内服調整など主導権はありません)、やりがいは少ないかも。

以前勤めていた病院では病棟を持っていたので、患者さんと時間をかけて関わることができ、非常にやりがいがありました。


また、マイナー科だし、できたばかりで認知度は低いし、メジャー科に比べると「暇なんでしょ」と思われており(そりゃあメジャー科に比べればそうですけど) 、なんとなく小馬鹿にされている感、理不尽な思いをすることもあります。


でも、今の自分にはちょうど良い職場だと思っています。

病棟を持つと、入院患者さんの状態により終業時間は左右されるし、緊急な出勤もあります。

女性医師で、メジャー科や第一線で活躍している人を見ると、「かっこいいなぁ、羨ましいなぁ」と正直思います。

でも、私ももうすぐ社会人10年目。
自分の能力、向き不向き、なんとなく分かってきました。

今の職場が、今の自分にはちょうど良い。

自分や家族への負担も少な目に、そして育児中の自分が働く事による職場への負担も、少な目に抑えられています。

やりがいを求めて他の職場を選んでいたら、どこかで破綻していたかも。


私は私で、今の場所で頑張ろう。
目の前の仕事にしっかり取り組んで、ちょこちょこ進んでいこう。


そうやって、時々ざわつく自分の心をなだめながら、ぼちぼちやっています。




お読みくださり、ありがとうございます。

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