夫さんの試験が、先日終わりました。(まだあと面接もあるらしいけど)
想定外の出題だったらしく、感想は「まあまた来年も行ってやろう。」とのこと。
謎の上から目線です。とりあえずお疲れさま~。
先日、仕事で摂食障害の女の子を診たときのこと。
カルテをチェックしていると、うつ尺度か何かの質問項目「自分が誰かに愛されているか分からない」に◯が付いていた、との記載があり、少しドキッとしてしまいました。
娘と何かとぶつかることの多い日々。
こんなに衝突していて、娘は「ママは私の事を好き」と感じられているのだろうか、逆に言えば「ママは私の事が嫌いなんだ」と思ったりしていないだろうかと、時々不安になります。
私自身はと言えば、「両親は私の事が好き、大切に思っていてくれている」のは、当たり前の感覚でした。疑問に感じようがない、当たり前の、空気のような感覚。
両親から「大好き」とか言われた記憶は全く無いのですが、「当然私のこと大好きでしょう」と思っていました。
両親はどちらかと言えば厳しい方だったし、特に母は不機嫌な事も多かったし(でも、貧乏金無し暇無しで三人子育てしていれば、そりゃ機嫌も悪くなるわ…と今となっては思います。)、母の顔色をけっこう気にして過ごしていたのも事実。
両親の仲も悪かったので、決してお花畑のような円満な家庭ではなかったのですが。
それでも、親の愛情を疑わずに育ってこられたのはなんでだろう…と最近よく考えます。
考えても、よく分からないのですが。
うーむ。
しかし何となく、否定されたことはなかったなぁ…と思います。それが関係しているかどうかは定かではないけど。厳しかったけど、「あんたはダメ」みたいな否定をされた記憶がありません。
そのおかげなのか、実際の中身以上に自己肯定感は育っている気がします(別名「空っぽのプライド」と勝手に自分で名付けている)
あと、何かあっても、とりあえず「お母さんのとこ行けば大丈夫」みたいな安心感はあったなぁ。
自分の子育てに不安を感じて、自分はどうやって育てられたかを振り返ってみても、ぼんやりとしか分かりません。
自分がひねくれているのか、「大好きだよ」「大切だよ」と言葉にするほど虚しい気がして、あまり言う気になりません…。言葉にしなきゃ伝わらないとは言うけれど、愛情に関して言えば、言葉にしなきゃ伝わらない状況の方が、そもそも問題なんじゃないかと思ったり。ますますこじれる頭の中。
お読みくださり、ありがとうございます。
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