へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

娘と対峙する時の、私の頭の中。

最近の娘の様子と、その時私がどんなことを考えているか、という、なんてことない内容です。


気付けばあと半年で4歳になる娘。
壮絶なイヤイヤ期、反抗期はピークを過ぎた感はありますが、まだまだダダこねちゃんです。



娘は、コンビニでお菓子を買うのが大好きです。
(最もブームだった去年は、お迎えに行くと第一声が「コンビニ行こ~!」で、先生方の前で恥ずかしい思いをしました…)

毎日コンビニに寄っていてはきりがないので、「金曜日だけ」と約束しています。

それでもやはり、金曜日ではなくても行きたくなる時はあります。

先日のこと。
お迎えに行くと、
「今日何曜日?」と娘。
「火曜日だよ。」と答えると
「火曜日だけど、コンビニ行きたい。」と。

「ダメだよ。金曜日って約束したでしょ。」
「いやだ~行きたい!」

とぐずぐず。

あ~もう…と少しイラっとする私。


その時、ふと考えました。
「もしここで、娘がものすごく聞き分けがよかったら…。」


「火曜日だけど、コンビニ行きたい。」
「ダメだよ、金曜日って約束したでしょ。」
「はーい。」

…。
なんか、すごく不自然。
暖簾に腕押し、とは意味が違うけど、なんだろうこの手応えのない感じ。
打っても響いてこない。跳ね返ってこない。

そんなにすぐ諦めちゃっていいの?
もっと自分の欲求出さなくていいの?

ほらほら、打ち返してこいよー!

なんて思ってしまいました。


聞き分けが良すぎるよりは、こっちの方が子供らしくていいのかな。
そう思うと、イライラも収まってきました。
(当然、コンビニには寄りませんでした。ダメなものはダメです。)

娘は生まれた時からよく泣く子で、こだわりが強く、正直なところ育てにくさを感じることが多かったです。

そんな娘の様子に慣れてしまったからか、「打てば跳ね返される」感覚が普通となってしまいました。

この状況で良いのか、憂慮すべきなのかは、分かりません…。

でもきっと、「駄々をこねられない親子関係」よりはましだろうと、自分を納得させています。



またまたある日。
帰宅して靴を脱ぐと、娘は手も洗わず、スモッグも脱がずに真っ先にテーブルに向かい、折り紙をせっせと作り始めました。
真剣な顔つきで作業しています。

その時の私の頭の中…
「帰って来たら、まず手洗いしなきゃ。習慣つけさせなきゃ。でも、娘のあの様子。きっと何かを閃いたんだろうな。今きっと、あの子の頭の中はもの凄い速さで回転しているんだ。ニューロンがもの凄く発火しているんだ!これを止めてしまうのは、とても勿体ないんじゃないか…。この瞬間のシナプス伝達が、この子の将来に関わってくるかもしれない…。」

なーんて事を考えながら、私は
「手…洗おうよ…。」
と呟き、傍らで見ていることしかできませんでした。


子育てって、何が正解だか分かりません。
その瞬間瞬間で、「どど…どうする!?」と、親も頭をフル回転させて考えます。

おしまい。





お読みいただき、ありがとうございます。

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