へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

図太くなったものです。

先週の金曜日に学会に行き、少しモチベーションが上がった私。ふと、「あー私も発表しよう。」と思いました。

2月に小さな地方学会、6月に大きな学会があるから、両方とも発表しよう。
6月学会の演題登録締め切りが、今週の水曜日だったな。そっちはあの症例を発表しよう。考察をどうもって行くかまだ考えてないけど、なんとかなるだろう。

「演題登録って、確かタイトルを登録するだけだったよな。抄録は後日別に締め切りがあったはず…、うん、なんとかなる。」


そう思って、月曜日に上司に学会発表します~と伝え、昼休みに演題登録のサイトを開いてみたら…

あ、抄録も登録するのね。がーん。
勘違いしていた、お馬鹿な私。


そこから一気に心拍数が上がり、頭がフル回転。

今日はこの後、勉強会、部内ミーティング、午後の診療がある。
16時過ぎには上がって娘のお迎えに行かねばならない。

どうするどうする。

ひとまず、勉強会の前に急いで文献を二つほど探して印刷。

それを抱えて午後の仕事へ。

午後の診療が幸い早めに終わり、終業まで残り1時間ほど。

そこで考える。

①火曜日の外来がどれくらい混んでいるか分からない。医局で作業する時間がある保証はない。
②水曜日は一日外勤だから無理
③定時で上がらなければならない
④徹夜は極力したくない(だって辛い)

演題登録の目的…それは「こんな内容の発表をします!」の意志表示をすること。できの良い抄録を出すことではない。上司も、「~について報告するって、適当に書いておけばいいんだよ~。」と言っていたし笑
(できが良いのに越したことはないのだけど…)

そう割りきった私は、電子カルテでざっと症例の経過を洗い出し、ダダダダッとワードに打ち込み「なんとなく抄録っぽい」文章を作成。無事に登録完了。

抄録集でよく見かける、「この人、余程やる気がないか、時間がなかったんだなぁ… 」という抄録の出来上がりです。


火事場の馬鹿力…。
私も、ずいぶん図太くなったものだなぁと思います。
昔は周りの目を気にする、ええかっこしいだったけど、子供が生まれて自分にいろいろな制限がかかるようになり、その中でも「どうにかしなければいけない!!」という場面を経験して、かなり鍛えられた気がします。
仕事でも、「これは何を目的としているのか」と同時に「何を捨てられるか」を考えて、どんどん捨てて、時間内に及第点で仕事をこなす姿勢が身に付いてきました。
これはある意味、進化と言えば進化だし、退化と言えば退化だ…。

こうして図太く逞しく、オバタリアン(死語?)になっていく…のだろうか。

でも、発表自体はちゃんと準備しよう。
力を入れるべき所は、しっかりと。


12月に、娘の通うピアノ教室でクリスマス会があり、そこで一人ずつ発表することに。初めて間もない娘も、こちらを練習中。

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いちおう毎日、1、2回弾いてます(^-^;




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