へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

二人目どうするか問題

先日、高校時代の友達と会った時に、その中の一人から「二人目できた。」と話がありました。

その話を受けて、「おぉ…ついにきた。」と思った私です。


私は、30歳で娘を出産しました。
高校、大学の友達(と言っても友達少ないので5人くらい?)の中では一番早かったです。

その後1、2年で他の友達も結婚、出産し、皆「一人子持ち」「働く母」となりました。

二人目を迷っていた私は、単純に「みんなどうするのかな~」と気になっていました。(別に順番を気にしていたとか余計な考えはなくて、単純に気になっていただけ。)

そこについに来た、「二人目できた。」

その友達は東京在住。一級建築士として、大手ゼネコンで働いています。子供はもうすぐ2歳。
旦那さんも同じ会社で、朝6時に家を出て、0時帰宅という激務だそうです。
彼女自身は時短勤務ですが、我ら北関東Girl(笑)、そして旦那さんは関西出身なので、双方の両親はあまり頼れない状況。
大変だろうと思います。

そんな中での二人目。
そこに至るまでの経緯は、私は全く分かりません。
希望して妊娠したのか、それともしてしまったのか。
いろいろな葛藤があったのかもしれないし、特になかったかもしれない。

ただ、
「うぉぉ…よくぞ決行した。その胸の内を知りたい。」
そう思いました。


今でこそ、「二人目を産もうかどうしようか。」と迷っている私ですが、1年程前までは、

「二人目、絶対ない。」
と思っていました。

その歴史は長く、妊娠中から。

①妊娠期間中
つわりはおそらく、人並みの辛さだったと思います。
特に入院する程ではなかったのですが、毎日頭痛、吐き気、怠さと二日酔いのような状態で仕事をしており、豆腐メンタルの私は
「仮に二人目を妊娠したら、この状態で仕事をしながら、その上一人目のお世話もしなければいけないのか……無理だ。二人目はないな。」
と速攻ギブアップしておりました。


②分娩時
私は本格的な陣痛が来てから出産まで、3時間というスピード出産でした。(その数時間前から生理痛のような鈍痛はあったのですが。)

でも、経験したことのない痛みに、落ち着け~落ち着け~と深呼吸を頑張りすぎていたら、人生初の過呼吸になりかけました。

助産師さんに「手が痺れてきました…。」と言うと、「これかぶってて!」とビニール袋を渡されました。(ちなみにこの方法は窒息のリスクがあるので推奨されません。)

そして夫は、「旦那さんはこれで仰いであげて!」と嵐のうちわ(確か櫻井くん)を渡され、ビニール袋をかぶった母、嵐のうちわを持った父、という非常にシュールな設定の中で、娘は生まれました(笑)

で、痛みがあまりに辛すぎて、分娩台の上で私は
「二人目は……絶対に……ない!!」
と思ったのでした。


③赤ちゃん育児時代
他の赤ちゃんがどの程度だか分かりませんが、娘はよく泣く、こだわりの強い子でした。

精神的にかなり辛く、自分の中で、一年間の育休時代は、初期研修医時代に次ぐ暗黒時代だったかもしれません。(勿論、娘との楽しい思い出もたくさんありますが。)

夫にもかなり当たり散らし、そんな中で私は
「二人目は絶対にない。仮に二人目を産んだら、夫にも、娘にもきっと迷惑をかけてしまう。家族を不幸にしてしまう。」
と考えていました。

同時に、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」を危惧していた私。
「今はこんなことを思っていても、喉元過ぎればなんとやら、で未来の私は二人目を考え始めるかもしれない。未来の私、ダメよ!絶対にダメ!」
と考えていました。



…そして今、さすが私。自分の事をよく分かっている。


「もう一人育ててみたいかも。」と思い始めました。


娘が赤ちゃんの頃から、私なりに考え、工夫して子育てをしてきました。

大変な事も多いけど、頭を使い、子供にアプローチしていく活動は、なかなか楽しいものでした。

最近になってやっと、そう思う余裕ができてきました。

大変であろうことは確実に分かっている。
夫にもきっと迷惑をかけるだろう。

そう頭では分かっていても、

子育て、もう一度、やってみたいかも。
(娘の子育てだってまだまだこれからですが。)

という想いがあります。

でもやはり、まだ迷いはあります。

精神的に乗りきれるだろうか。
夫や娘に、致命的なレベルで迷惑をかけないだろうか。

娘一人を、のんびり丁寧に育てる暮らしでもいいんじゃないかな。

職場にも迷惑かけるだろうし。
(私の医局は医者が私と教授しかおらず、私が短期間でも抜けると影響が大きいです。)

などなど。

しかし、既に「もう一人欲しい」と思っている時点で、私の性格からして、このまま産まなければ、後々「もう一人産んでおけばよかった。」とぐずぐず後悔し続けるであろう可能性が高いです。


育休中の私のやられっぷりを見ている夫は、私の二人目への想いに対して、最初は「いやぁ…厳しいと思うよ。」と言いました。
でも最近は、「やっぱり、二人目の顔も見てみたいかも。」と気持ちが変わってきているようです。


そして何より、娘の言うことが…。

少し前に、出掛けた帰りの車中で、唐突に言われました。

「ママ、まだお腹の中に赤ちゃんいないの?◯ちゃん、赤ちゃん生まれたら抱っこしてあげるんだ。あと、おもちゃも貸してあげる。だって◯ちゃん、お姉ちゃんだもん。」


びっくりするやら、面白いやらで、噴き出してしまいました(笑)

その後も、
「この小さくなった服は、赤ちゃんにあげようね。だって◯ちゃん、お姉ちゃんだもん。」

などなど、ちょいちょいプレッシャーをかけてくる娘。

さながら跡継ぎを望む姑のようです(笑)


そんなこんなで、二人目どうしよう問題。

一番の懸念は、自分のメンタル。
そしてその家族への影響。

おそらく世の中のお母さん達は、それぞれの想いを抱えての一人っ子or兄弟育児をされているのだと思います。

皆様どんな想いで育児をしているのだろう。
そんな事を考えながら、一人と決めるわけでもなく、二人と決めるわけでもなく、中途半端に浮いている、今日この頃です。

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天気予報では曇りでしたが、意外に好天であった本日。


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出掛けた先で見つけた、怪しいタヌキ像(たぶんタヌキ)。



お読みいただき、ありがとうございます。

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