長女の時は若干あほらしい気がしてあまり用いていなかったけれど、二人目ともなるといろいろと適当になり、ちょいちょい使っているもの。
それは鬼。
使っている…なんて言ったら怒られそうですが。
自我がしっかりしてきて、なかなか素直にことが運ばなくなってきた次女(もうすぐ2歳。でも「何歳?」と聞くと「さんさい。」と答える、早く大人になりたい1歳児)。
「なぜ」かをしっかり理解はしてほしいので、基本的には真っ当に説得しますが、こっちが疲れていたりしてまともに相手をするのが面倒(おい)になってくると、時々鬼の力を借ります。
我が家では、夜暗くなると鬼さんが外をパトロールしているという世界観になっています。
昨日もしかり。
我いつも21時頃に絵本を読んで就寝しているのですが、最近の次女は私が「じゃあ寝ようか」と言っても「寝ない」と、本読みを切りあげてくれなくなりました。
昨日はなかなかのハードワークで疲れおり、早く寝たかった私。でもやはり「寝ない」という次女。
「え~でもさ~、もう九時だし、そろそろ鬼さんのパトロールが来るよ〜。次女ちゃん寝たかな~って………(窓の方をビクッと見て)あっ!今外に鬼さんいたよ!チラッと見えたよ!カーテンが少し揺れたよ!」
すると次女、その場にパタッと倒れこみ、目をつむって寝たふり。
(その横で、一人スプラトゥーンの漫画を読み爆笑する長女)
「しー!次女ちゃんそのまま、じーっとしてて…。」
と、次女を布団の定位置に運び、すかさず消灯。
こうして私の睡眠時間は無事確保されたのでした。
ちなみに、次女に鬼の手を使い出した当初、私が冗談で「ママの心の中にも鬼がいるんだよ…」と胸に手を当てて話したところ、しばらくの間次女は「鬼さんいるよ」と言うと自分の襟ぐりをグイッと広げて中を覗き込んでました。
いやいや、君の心の中にいるのは天使だよ…(だいぶ暴君だけど)
お読みくださり、ありがとうございます。
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