週末、家族四人でお風呂に入っていた時の会話。
夕方に、長女が浦島太郎の歌を歌っていたことから。
(みんなが口々に好き勝手に喋っていたので、誰が何を言ったかあまり覚えていません。)
「浦島太郎はせっかく良い事をしたのに、煙でたちまちお爺さんになっちゃって可愛そうだね。」
「いや、むしろ幸せだったのかも。」(←私)
「え、なんで?」(夫)
「だって帰ってみたらもうだいぶ時間が過ぎてて、街も変わって知らない人ばかりだったんでしょ。そんなの辛いから早く年老いて死んだ方がましだ〜みたいな。」(私)
「あーなるほど。でもだったら、毒の煙でいっその事…の方がいいんじゃない。開けて…悔しき…パタッ…て。」(夫)
「姫様なりの優しさだったのかも。」
「でもなんでお姫様は、あんな玉手箱をあげたんだろう」
「浦島太郎が長居し過ぎて、姫様の機嫌を損ねた。「月日が経つのも夢のうち」って言ってるし。」
「早く帰ってくれないかな〜って。」
「亀を助けたところまでは良かったのにね。」
「街も人も変わってたって、何年くらい竜宮城に居たんだろうね。」
「竜宮城では時間が止まってたのかも」
「ザ・ワールド」
「亀さんが、送る場所を間違えたんじゃない。」(長女)
「なるほど!時間が経ってたんじゃなくて、ただ単に知らない街に着いてただけだったと。」
「じゃあ、玉手箱はなんであんなのを…?」
「姫様が、渡す玉手箱を間違えた。」
「送る亀も間違えたし、姫様も間違えた。」
「つまりダメダメ竜宮城だったと…。」
「ダメダメじゃん…。」
そんなくだらない会話を、ベビーバスに横たわりながら大人しく聞いている次女でした。
さてさて、今週も頑張ろう。
絶対にいじめられなさそうな亀。
(と言って長女が出してきたカメックス)
お読みくださり、ありがとうございます。
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