へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

苦手なお友達を克服できたようです。

先月の幼稚園遠足の時、製作の時間に我が家はAちゃん親子と同じテーブルになりました。

私は初対面だったのですが、お母さんは神経質そうな、厳しそうな方でした。
待ち時間にAちゃんがテーブルの上の道具に手を伸ばそうとすると、「ダメ!手はお膝でしょ!」と厳しく叱責。
(その時肘をついてぼ~っとしていた私は、ぎくっ…すすす…と手を引っ込めました汗)

製作が終わった後、Aちゃんが娘の所にやって来て、「◯ちゃん~」と娘の腕を引っ張りました。一緒に遊びたいようです。娘は少し強ばった顔。強く引っ張られたからか、「痛い~」と泣き出してしまいました。

その時は、こういう事もあるよねーくらいに思って、「一緒に遊びたいんだね~」と適当に両者を宥めていました。(Aちゃんママは何も言わず…)


後日、先生から頂いたお便りの中に、「クラスにもいろいろな子がいて、自分の気持ちを上手く言葉にできない子もいます。腕を引っ張られたり、後を追い回されたりして、一時期困っていた様子の◯ちゃんです。」と記されていました。

Aちゃんの事かなと思い、あの時の娘の様子に合点がいきました。娘よ、そんな苦労をしていたとは知らなかった…。幼稚園での様子は聞くようにしていますが、初耳でした。

また後日、遠足のクラス集合写真が渡されました。それを見ながら、クラスのお友達についていろいろ話してくれた娘。Aちゃんを指差して、「Aちゃんは、最初は来ないで~って思ったけど、今は好きだよ。」とのこと。

娘なりに、自分の中で辛いことを受け止めて、あれこれ考えて、乗り越えたのだと思います。

先日、先生にお会いした時にその事を話したら、「◯ちゃんは、Aちゃんの良い所をちゃんと見てくれているんです。」とのこと。

ええ、4歳児にそんな神対応ができるのか…むしろ私が見習いたいわ!というか、いつも娘の粗ばかりが目についてお小言満載の私に育てられたのに…(反省)

子供の真っ直ぐな心が成せる技でしょうか。

親があれこれ手出ししなくても、子供にもちゃんと問題に立ち向かう力は備わっているのだなと、子供ってすごいな~と思った出来事でした。



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