残念ながら、我が家は食洗機の購入は見送ることになりそうです。
理由はまず、アースコンセントがないので、取り付けるにあたり少し大がかりな電気工事が必要になりそうなこと。
あと、電気屋さんで改めて実物を見てみましたが…うーん、大きい。
我が家は台所からリビングを見渡せるように、開放的に設計したため、食洗機をいい感じに置けるスペースがありません。
流し横のスペースに、設置台で奥行を補って置こうかと考えていましたが、かなり存在感が出るなぁ…。
ビルトインも考えましたが、設置工事含め20万円以上かかりそうだし。まだ新築3ヶ月でそこまでいじるのもなぁ…。
いろいろ考えていて、だんだん面倒になり、ふと「あ、もういらね。」
となりました(笑)
こうなったらもう、食洗機がないことのメリットにとことん目を向けるしかありません。
以下、食洗機購入に少し心が浮き立ったけど、それが叶わなかった人間の遠吠えです…。
食洗機を買おうと思った時、私の懸念事項は主に2つありました。
一つは、食洗機を使用していると、喘息や湿疹などアレルギーの発症率が高くなるというデータ。
「高温殺菌」とか「ナノ洗浄」とか、別にそこまで…手洗いで十分きれいだよな~とは思っていました。
アレルギーはもとの体質なども勿論関与するので、一概にこれが原因とは言いづらいですが、でも人間の体は環境に応じて変化します。
「清潔」な環境になればなるほど、人間の免疫もそれに応じて変わっていきます。
「潔癖にならないように」「多少の汚れでは死なない」は、私が子育てで意識していることの1つです。
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二つ目は、皿洗いという手仕事が1つ減ることで、台所育児の機会が減ってしまうこと。
子供にとっては、生活全てが学びだと私は思っています。
机上の勉強だけでなく、家事をとおして娘が何かを感じ、学ぶことがあるかもしれません。
その貴重な機会が1つ減ってしまう。
「毎日の皿洗い」を知らずに育つってどんな感じだろう。
でもこれを言ったら、「洗濯機」はどうなんだ、という話になります(笑)
娘は今のところ、お皿洗いも、強い汚れを洗濯石鹸でゴシゴシ洗うことも楽しんでやってくれています。
その経験の場を大切にしたい。
以上、この2つの思いを胸に、食洗機なし生活をポジティブなものにしたいと思います。
食後の家族の団欒は、別にリビングに座ってなくても、家族で肩を並べてお皿を洗いながらでもできます(笑)
問題は、私のメンタル。
シンクにごちゃっと並んだ食器を見た時のげんなり感、そして夫が洗わずに放置した食器を見た時の怒り。
この2つをいかに克服していくか、これからの課題です。
うーん、よし!
娘よ、お皿を洗うぞ!
お読みいただき、ありがとうございます。