へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

幼稚園の遠足と、ちょっと湿気た話。

今日は幼稚園の親子遠足でした。
行き先は、家族でも何回か行ったことのある昆虫館でした。

到着後は、まずクラス単位で製作体験やサイエンスショーを楽しみ、その後お弁当の時間。

前々回の記事のように心配していた私ですが、杞憂でした。
確かに親同士が既に仲良しでシートをくっつけていたところもあったけど、ほとんどの親子は適当な所にシートを敷いて、ほとんど親子の世界でした。我が家も適当にシートを敷きました。でも、娘が誰彼構わず近くのシートの人に「見て!アンパンマンポテト!」など話しかけたり、おやつをあげて回ったりしていたので、その流れで私も話して…という感じでした。転勤族の多い土地柄なのか、皆さんわりとあっさりしています。

特段憂鬱な事もなく、遠足は楽しく終了しました。(娘はカブトムシやクワガタ、蛇を「かわいい~」と言いながらたくさん触っていました。蛇は係の人に手伝ってもらって、首に巻いていました…ヒェ~)



で、これは昔からいつも感じていることなのですが、私は集団の中にいると、どうしても馴染めない、違和感を感じてしまいます。記憶にある幼い頃から今に至るまでずっとです。
クラス替えや進学など、皆が初対面の集団の中で、周りは自然と気の合う仲間を見つけていたり、楽しく会話をしているのに、私はそのどれにも入れない。「あ、また私独りになってる。」という感じです。
別に会話を拒絶しているわけでもなく、普通にしているつもりなのに、集団の中でいつも取り残されていることが多いです。

若い頃は、なんとか集団に馴染もうと頑張ってみたけれど、やはり違和感は拭えないし、疲れました。
それにその「頑張っている感」は、周りから見ると痛々しいものです。
だんだん、「ああ、私はそういう人種なのだ。」と悟りというか諦めがついてきて、今に至ります。

何か自分に、他人から嫌われるような、壊滅的にダメな所があるのだろうかと考えることもあるけれど、少数ながらも気の合う友人はできて、長く付き合いは続いています。先方からも誘いは来るので、そこまで嫌われていることも無さそうです。一応、夫とも長い付き合いですし。


仲良くなってわいわいしている人達を見ていると、楽しそうだなぁと思います。でも、その「わいわい」の賑やかさ、ノリに自分がついていけるかというと、それは無理そうです。疲れます。そう思っていることも、周りに馴染めない一因かもしれません。

自分のそういったキャラクターを徐々に受け入れ、最近は「私は基本的には独りでいる方が向いているのだろう」と考えるようになりました。だから「かっこいいぼっちになりたい。」のです。

「かっこいい」と敢えて付けるのは、まだ心のどこかで望みを持ってしまうから。そしていつも惨めな気持ちになるから。

今回の遠足でも、やはり心のどこかでは期待していたのだと思います。

帰り際に連絡先を交換し合うお母さん達を見て、「ああ、今回も私には無かったのだな。」と、ほんのり悲しい気持ちになりました。

いつかは本当にスッパリスッキリ、「私はこれでいい」と思えるようになりたいものです。(ってもう30代半ばなんだけど…)


こんな湿気た事を書いてしまいましたが、遠足は本当に楽しかったです。
娘とクラスも延長保育も一緒で、子供同士も仲が良く、話しやすいお母さんがいるので(今までの行事でもよく話をしていました)、機会があれば連絡先を聞いてみようかなーとも思っています。



お読みくださり、ありがとうございます。

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