先日の義実家帰省の移動中に読みました。
「非認知能力」の育て方:心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育
- 作者: ボーク重子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本
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「非認知能力」について、全米最優秀女子高生コンクールで優勝した娘さんの子育てとともに綴られています。
著者(お母さん)は、福島県出身の日本人女性です。
最近よく耳にする、非認知能力。
単純な学力ではなく、「レジリエンス」「生きる力」「人間力」など、いろいろ表現はあります。
一見、学力とは無関係に見えますが、本書では非認知能力=自分で問題を見いだし、挑戦し、解決する力、が備わっていれば、自ずと学力もついてくると。
うん、確かに。
内容的には、特段目新しいものはありません。
特別な子育てをされていたわけでもなさそうです。
でも読んでいて、「うんうん、そうだよね。」という感じで、子育ての基本的なこと、日々の喧騒で忘れがちな、なおざりになっていたようなことを再確認できる内容でした。
最近、娘を「ちょっと個性的なのかなぁ。」と思うことも多く、別にいいじゃないかと思いつつも、これから先、娘が友達付き合いで悩むこともあるかも、と少し心配でもありました(まだ3歳だけど笑)。
この本を手に取ったのは、至極平凡なイメージですが、アメリカ=多様性(少なくとも日本よりは)の国。そこでの子育てってどんなものだ?と気になったからです(笑)
読み終えて、「やはり娘は娘らしく伸びていけばいいんだ。」と心が落ち着きました。
子育て関連の本は時々読みますが、やはりどれも「目新しい」内容よりは、「うん、そうだよね。そうだったよね。」と、思っていたこと、忘れかけていたことを再確認させてくれる内容がほとんどな気がします。
悩んだ時に手に取り、心を落ち着かせて、再出発。
子育ては、ごく基本的なこと。
プラスαで、子供によって親が適宜匙加減。(←ここが難しい?)
うん、それでよかろう。
と思いたい(笑)
吹雪でバスは減速運転、電車も遅延、計5時間の移動でしたが、久しぶりに一人でゆっくり読書ができて、なかなか良い時間でした!
お読みくださり、ありがとうございます。