へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

学習しない親

小3長女、Z会中学受験コースの6月号を学習中です。


算数はわり算の筆算が始まりました。

ほぼ先取りしていなかったので、当然「わかんないよー」。

でも、私も家事や次女の相手で手取り足取り教えられる余裕はないので、「ママもそんなにじっくり教えられないよ。」「じゃあ自分でやるよ!怒」と、自分でテキストを読みながら頑張ってました。(動画授業を勧めても見ない…なぜだ…。)

私も家事をしながらちょこちょこ教えました。なんとか理解できたらしく、解けるようになって「できたー♪」と嬉しそうでした。

国語の読み取りも、相変わらずの難しさです。
でも日を置いて解き直すとできたりして、「記述問題の解き方が分かってきた気がする。」と、長女なりに手ごたえはあるようです。

こんな風に書くと、苦戦しつつも前向きに取り組めているように見えるのですが…。


けっこうグズグズになることが多く、「だったら受験コースをやめて普通コースにしよう。」「絶対嫌だ!!」の応酬を数日に一回は繰り返しています(笑)

今からこんな様子では続かないし、勉強嫌いになってしまう、後半失速するパターンだよと思い、普通コースへの変更を勧めても意地でも聞かず。

一度、強制的にテキストを取り上げて普通コースへの変更手続きをしたのですが…。

「自分の意思が完全に無視されて全く抗えない状況。」を経験させてしまうのもいかがなものかと思い、手続きを取り消しました。

昭和の親父的な厳しさをとるか、歩み寄り平和的な解決方法を探る手法を示すか、親として子にどちらの姿勢を示すべきかを迷い、結局後者にしました。前者も全然ありだと思うけど。

たぶん、「中学受験コースをやっている。難しいことを勉強している。」というのが、長女の矜持でもあるんだと思います。

「普通コースでも十分難しいよ。ママの前の職場のお子さんは、週4でサッカーやりながらZ会の普通コースをやってて、でも全国統一小学生テストで県内一桁の順位だったよ。」(長女の翻意を促すために多少盛った)と話しても聞きやしねえ。これはもう意地になっている。夫には、そもそも選択肢として示したのが間違いだったと言われました(その通りだ…)。

どうしたもんかと考えて、まあ結局、私が頑張らせようとしすぎていたところもあるかなと。

長女も「あれやってこれやって…って考えるとうわ〜ってなる。これだけ!と思うとやる気が出る。」と。


テキストは2周する。

一回分は一回で解かなければ。

月例テストは「絶対」締め切りに間に合うように出さなければ。

どれも「必ずしも」必要ではないことです。

私の悪いところで、「こう!」と思ったらそうしないと気が済まない、「そうしなければ」になってしまう。

長女の場合、中学受験はするとしても地方なので「ガチ」のものではない。
なので、そもそもこのテキストをガチガチの完璧にこなす必要はない。
「先取りの手段として」「高校受験、大学受験に向けてプラスになればいいな」といったふんわりとした位置づけ。
(というか、Z会も3年生の取り組みとしてそこまで求めておらず、少しずつ、時間をかけて繰り返して習熟できれば良いというスタンス。)

しかも公文もやっている。(本人の希望で)


過ちは繰り返される。
私が気合を入れすぎるパターン…。

ということで、長女にとって勉強が苦行とならず、「分かった」「できた」の楽しさを味わえるように、もっとこう、フワッとね…緩く緩くね…と、自分のマインドをセットし直しているところです。

その月のうちにテキストが終わればいいやと。

テキスト2周はやめました。
でもわり算の筆算を習得できたらいいなと、紙に書いて一日1問だけ渡してます。


勉強はまあ、中学受験コースでも普通コースでもどちらでも、小学生のうちは「息切れせず勉強嫌いにならなければ」大丈夫なんだろうなと思います。(そう思うことにする。)

私としてはどっちのコースでもいいので、勉強はずっと楽しい、楽しいばかり、とはいかないまでも、子供が「さあ今日もやろう。」と前向きな気持ちで取り組めるような状態になってほしいです。

中学受験コースも、難しいけれどやるなら最終的には「難しいけど、頑張ってできた!」の前向きな感情を残せるようにできたらと思います。(だから「グズグズ言うならやめろ」って親が言っちゃだめなんだと思う…でも言っちゃう…)

そうなるように、親が上手くサポートしてあげなきゃだなぁ…。

こんな立派なことを書いているけれど現実は程遠く、同じ過ちを繰り返すアホな親それは私。