隔週水曜日の外勤先で、いつもお世話になっている事務さんがいます。
年齢は私より少し下だけど、小学生を筆頭に三人の子持ちママです。
前任の事務さんからの評価は「天然な感じで、仕事はあてになりません。」とのこと。
まあ確かに、前任者がとても優秀な方だったこともあり、その方と比べるとどうしても落ち度は目につきます。でもたまに一緒になる私からすれば、特に気にならないレベル。
育児の先輩として、いつも楽しくお話しさせてもらっています。
例えば先日…
私「娘の工作がどんどん増えて、どうしたら良いか困っているんですよ~。」
事務さん「分かりますー!うちはもう、ダイソーで買ったクリアファイルにバンバン入れちゃってます!お面とかも畳んで、もうとりあえずバンバン!」
クリアファイル!その手があったか!
ということで、即採用させていただきました。
またまたある日。
私「ルンバを買おうか迷ってるんです。週末に予定が入ると、掃除機がけのタイミングがなくて、いつ掃除機かけようかと考えるのが憂鬱で…。」
事務さん「そうですよねー!うちはもう、ついで掃除で適当です!子供と話したり、テレビ見たりしながらクイックルワイパーでスイ~ッて。トイレも行ったついでにさささって!」
…!!事務さん、意外に(失礼)しっかりしてるんだ!頑張ってるなー。私も見習おう!
と、単細胞が刺激を受けて、ここ2週間くらい、「ちょこちょこ家事」を続けています。
とりあえず、平日も気が向いたらクイックルワイパーで一階だけさっとお掃除。
週末にまとめて畳んでいた洗濯物も、毎日取り込むついでにさっと畳んでかごの中へ。(一日の量はそれほど多くないことに気づく。)
平日にちょこっとやっておくと、週末に心の余裕ができます。(どこかで一度は聞いたことのありそうな言葉だ…)
はたしていつまで続くかな~(笑)
仕事もだけど、子育てをしていると「自分の枠」を越えた人との触れ合いが増えて、良い刺激になります。良いことばかりとは限らないし、どこまでの深さで付き合うかは、また別の話だけど。
この事務さんも、友達として仲良くなるかというと、そういうタイプではありません。でも、仕事仲間として、育児しているもの同士として、良いコミュニケーションが取れていると思います。
大人になると、ほど良い距離感でのお付き合いで許されることが増えて、人付き合いが随分と楽になりました。
その分、私がこういう心構えだからか、深いお付き合いに進展させるのも難しいですが…。
娘がいなければ、ヤンキーママさんと話すこともなかっただろうし。(前の保育所に多かったです。話すと普通。)
「枠外」の人と一言二言話すだけでも、自分にとって良い刺激となることもあります。
仕事でも育児でも、人生の幅を広げてもらってるなーと感じます。
昨日の大宮への往復の新幹線で、こちらを読みました。
- 作者: 西村則康
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2015/08/25
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我が家は地方なこともあり、都心のような中学受験とは無縁ですが、それでも参考になる内容です。
「いざ中学受験」と迫った時期に、「あの頃(幼少期)にこういう体験をさせておけばよかった。」という後悔は残酷です。
目先の「お勉強」にとらわれず、幼い頃からの一日一日の親子の関わり、生活体験の積み重ねが大切。
地に足の付く一冊でした。
この本に感化されて(笑)さっそく昨日の帰宅後は、娘と一緒にカレー作り。
人参、じゃがいも、玉ねぎを一緒に切りました。
野菜を切る、掃除機をかける、洗濯物を畳む…大人にとっては「家事」だけど、子供からしたら「遊び」みたいなものなのだと思います。
いつもこんな余裕をもって、子育てできたらいいんだけど~(無理!)
お読みくださり、ありがとうございます。
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