へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

塾の体験。

気付いたら前の投稿から10日以上経ってました。


頭も体も忙しく、でも特に変わらずな毎日です。


小3長女、先日塾の体験授業に行ってきました。

少し前、公文グズグズになった時、「塾の体験に行ってみたい」と言い出し。

まあ試しに行ってみるか~と、二か所行ってきました。

一つは3年生からの公立中高一貫校対策コースを大々的に宣伝している大手塾。

もう一つは、4年生から特進コース(受験含む)を設けている個人塾です。


まずは個人塾。

3年生はまだレベル分けのクラスはなく、みんな一緒。

個人塾の良さで、集団授業だけど個人に合わせて宿題など柔軟に対応してくれるとのことでしたが、長女には簡単すぎたようでした。別日の授業はもう少しレベルが高いとのことでしたが、曜日が合わず…。

そして大手塾。

こちらは教材に四谷大塚のジュニア予習シリーズ演習問題集を使っていました。

体験が終わって一言「難しかった…」と。
でも良い刺激を受けたのか、「通いたい!」とも。

教室から出てきた子達を見ても、まあなんか賢そう…(あとお迎えの車の高級車率が高く、東京の中学受験塾ってこんな感じなのかなと思った田舎者。)

授業後に受けた先生からの説明でも、まあ煽られましたよ。

「上には上がいるんだよ。一緒に上を目指そう。」とか。


そして一週間、悩みに悩みました。

正直、塾に行ってもらった方が親としては楽な面はあります。

塾のカリキュラムに従って勉強すればよいので、親があれこれ悩まなくてよさそう。私の暴走歴にも終止符が打てるのではと。

でも、長女は他の習い事も辞めたくないと言い、そうなると火~金曜連日習い事になってしまいます。疲れるのが目に見えている。

でも、一緒に勉強する仲間がいると長女のやる気も違うだろうし…。


悩みに悩み、結局出た答えは、「通わない」。


レベルの高い授業を体験して、「でも、塾に通わないと〇〇中(公立中高一貫)に合格できない。」と焦っているように見えた長女。

いろいろなことを話しました。

好きな習い事を我慢して3年生から塾に通っても、〇〇中に合格できる確率は20%くらい。不合格になる確率の方が高いんだよ。それが中学受験。(長女に分かりやすくインパクトを与えるため、数字はテキトー。)

公立中高一貫校の受検は、勉強したから必ず受かるものではない。向き不向きや運もある。

〇〇おばちゃん(姉)の知り合いのお医者さん、お子さんが公立中高一貫校を受けて落ちちゃったんだって。でも大学は旧帝大という頭の良い国立大学の医学科に受かったんだって(実話)。だから、そんなに頭の良い人でも落ちることはあるんだよ。それに落ちたからもうダメってことでもない。だから、〇〇中は受かったらラッキーくらいの気持ちで、あまりそこにかけ過ぎない方がいいよ。

本当に〇〇中を受けたくて、習い事を辞めてもいいってなったら、5,6年生くらいから塾に通えばいいんじゃないかな。

等々。

まあつまり、「まだ3年生。やりたい事を我慢してまでコミットし過ぎるのは危ない。」ということを伝えたかった母。

別に何も習い事してなくて暇なら通ってもいいんだけど。(勉強すること自体は良い)


そうして長女が出した答えは、「やっぱり今の勉強のままでいい。」と。

「習い事を辞めたら、友達を捨てることになる。」とも
(名言キタ――(゚∀゚)――!!)

長女の習い事(スイミング、公文、ダンス、ピアノ)は決してレベルは高くなく、むしろのんびりペースです。続けたからって、それで何かになれるわけじゃない。長女の場合、習い事そのものが好きというよりも、「人」が好きで離れ難いというのもあると思います。先生とか、一緒に習ってる友達とか。

まあでも今はまだ、やりたい事をやりたいように、本人の納得の行くまで続けてていいのではないかと。「学年が上がるにつれて勉強のウエイトが上がるから、習い事は整理しなきゃだよ。」とは伝えていますが。


そんなこんなで、公文&Z会で現状維持路線となりました。

ただ授業を受けてみた印象から、普段の家庭学習の内容も少し見直しました。

最近は公文三教科学習を中心に、それ以外はZ会通信とグレードアップ問題集をたまにやる程度だったのですが、それだけでは深く考えたり、試行錯誤する勉強が足りなかったかなと。Z会通信も、最後のハイレベル問題以外は簡単なのです。

そこで、長女も「塾でやった問題集と、計算パズルを家でやってみたい。」ということで、「ジュニア予習シリーズ演習問題集 算数」と、宮本算数教室の計算パズルを購入して、家で取り組むことにしました。

演習問題集は休日に一回分(見開き2ページ)取り組んでいます。
量・難易度ともに丁度良いようです。
なんというか、構成に優しさを感じます。無理がない。Z会に近いものを感じる。

計算パズルは、平日の公文に加えることにしました。計算パズルか算数ラボ、好きな思考系をプラスするということで。

そんな感じです。

この塾の体験を機に、私も長女の学習についていろいろ考えました。

塾行くなら公文辞める?と考えた時に、大学受験を念頭に置いて先取り目的で公文をしているけれど、「大学受験のために」と考えているのは親であって、子供からしたらそんなん言われてもピンとこない、なんで先取りしてるのか分からない、面白くないのでは~と思ったり。

そもそも、勉強ってそんな戦略的に考えなきゃいけないものなのかな、とか。

そんな先取り先取りしなくても、学校で習ったことを深めて勉強して頭を鍛えていれば、大学受験も対応できるんじゃないの?でも、中高一貫校の子は進度が早いから、大学受験で競うことを考えるとやっぱり先取りになるのかな?

でも子供(しかもまだ小学生)からしたら、そんな先のことを考えて勉強してられないよね。「今」の勉強を楽しくしたいよね。など。

いろいろ考えつつ、答えは出ないままです。


あとは、勉強も取捨選択だよね~と。

今までは公文三教科しっかりやらねばと思っていましたが、やはり大変です。

三教科やりつつも、力を入れる教科、抜く教科など、緩急つけた方がよいなと。

休日も、今までは3教科やる前提で他のZ会の勉強などを加えていましたが、それではやはり多いし、公文以外の学習が少なくなってしまう。

なので今は、休日は公文2教科(算数は必ずで、国語か英語)でいいやと考え、午前中はZ会や問題集の勉強にしっかり取り組めるようにしました。

英語は最近難しくなってグズグズモードだったので、教材を戻してスローペースにしています。まだ3年生なので、これはゆっくりでよい。まずは算数と国語。

算数は学年相当の教材なので、まずは算数を進めることを重点的に、算数>国語>英語のウエイトです。

とにかくこれだけは頑張ろう!
と考えると、気分的にも楽なのではないかと。

とりあえず、そんな感じでやってみようというところです。



本日はお弁当の日です。


長女、自分で作りたいと5時半に起きて作ってました。
私は傍らで夕飯作りをしながら、ほぼノータッチ。
成長したもんだ…。
授業中に眠くならないといいけど…。
余った卵焼きは、私のお弁当にも入れさせてもらいました。