最近の長女との会話で、「言葉で説明する力」を養わねば…と思う場面がありました。
ある日の学童からの帰り道。
長女「ねぇママ、今日学童でマンカラやったの。すごく楽しかった!うちにも欲しい。」
私「マンカラ?何それ?」
長女「ん〜…ゲームなんだけど…ちょっと説明しづらいから、帰ったらネットで見てみよう。」
ここで、むむむ…っと思った私。
敢えて「え〜、とりあえず説明してみてよ。」と促しました。
長女は「えーと〜、板に穴が開いてて、そこにおはじきが入ってて。早くなくなった人が勝ちなんだけど〜。」
てな感じで、しどろもどろに説明してくれました。
ちなみにマンカラとは、こちら。
私は今回初めて知ったゲームです。
プレイヤーが交互に自分の陣地(穴)のおはじきを動かしていき、陣地のおはじきが早くなくなった人が勝ち…なゲームです。(←そういう私が上手く説明できてない)
「詳しくは、こちらを検索」
な世の中。
だいぶ便利になったと思います。
我が家でも、何か調べる時はネットでよく検索します。
でも、今回のこの長女との会話でハッとしました。
ネットで調べればすぐ分かることに慣れてしまって、「言葉で説明する」ことを最近疎かにしていたなと。
いかんいかん。
たぶん、次女育児で私が余裕がなく、長女との普段の会話がおざなりになっていた部分もあると思います。反省。
その時から、長女との会話により気を配るようになりました。
質問や説明をする時、相手に上手く伝わるように話すのって、けっこう難しい、頭を使う作業だなと改めて感じています。
そしてそれだけ、日常の会話は大切。
ドリルばっかりやっててもダメダなと。
また別の日。食卓にて。
長女から国語の授業の様子を聞いていたとき。
「先生に「う」のつくものを聞かれて、「ウツボカズラ」って答えたの。そしたら「ウツボカズラって何ですか」って聞かれて、上手く説明できないから絵に書いて説明した。そしたら先生が、それをタブレットで写真に撮って、大きいテレビに映してみんなに教えてた。」
とのこと。
長女が実際に描いた絵。
食虫植物です。これを咄嗟に答えたのは、たぶんポケモンの影響…(笑)
おー、タブレットのおかげで、今はそんなふうに授業を進められるのね〜と感心。
その一方で、長女が「上手く説明できなかった」というのが少し気になりました。
また、そうやって視覚情報をうまく利用して分かりやすく授業を進められるのは良い面もあるけれど、やはりそれに頼りすぎると、言葉で説明すること、そしてその説明を理解して想像する力が育ちにくくなりそうだなとも思いました。
言葉で説明する力…表現力、語彙力。
説明を理解して想像する力…読解力、想像力
でしょうか。
(そういえば、お題を与えられてそれを説明するゲーム…なんてのもテレビでやってたな。)
まあ、何事も良し悪し、使いよう。
とりあえず、家では日常会話を大切に。
「とりあえず検索」はなしにしよう。
(最終的に検索するにしても、まずは言葉で説明してから。)
と思ったのでした。
お読みくださり、ありがとうございます。
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