へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

次女の授乳事情。

長女、次女という呼び方にいまいち慣れません…(笑)


次女が生まれて9日目、退院して3日目。

退院してから、直母での授乳は全くしていません。
搾乳した母乳とミルクを哺乳瓶であげています。

今回は、そのことについて書こうと思います。(これって育児の中でもわりとデリケートな話題?かもなので、不快に思われる方がいたらすみません。)


もともとは、母乳とミルクの混合でいくつもりでした。
母乳出るだけ+預ける事も考えてミルクも使う…という感じで。
長女の時も同様で、直母で母乳+ミルクで、特にトラブルなくできていました。


だがしかし、次女は小さく生まれた事もあってか、母乳を上手く吸うことができず。

最初から何でも上手く行くわけでもないし〜と、入院中は助産師さんサポートのもと練習を続けたのですが、これがなかなか大変で。

授乳のたびに直母の練習→全く吸えず搾乳してあげる→ミルクあげる、の繰り返し。

練習しても全く吸えていない次女。
泣いているところを助産師さんに頭を抱えられ無理矢理練習…といった感じで、私は「こ…こりゃ一体何やってんだろ…」と、自分の事ながら気持ちを乗せることができませんでした。


今は入院中だからまだしも、退院してからもこれを授乳の度に毎回繰り返すのはかなり大変。

そこまでやる…?
そもそも、直母じゃなきゃいけない理由ってあるか…?

疑問が頭をもたげました。

搾乳した母乳を哺乳瓶であげられているのだから、母乳に含まれる免疫…という母乳のメリットは得られている。
哺乳瓶では上手に飲む事ができている。


→搾乳した母乳+ミルクを哺乳瓶であげる、方式で何の問題もないじゃん。

私の頭の中はこうなりました。


直母の一番のメリットは、母子ならではのスキンシップ、コミュニケーションが得られる…ということでしょうか。

たしかにおっぱいにかじりつく赤ちゃんの姿は愛おしいものがあります。

でも、スキンシップは他の方法でも得られる。
母乳育児に特にこだわりのない私は、その方向に気持ちが傾きました。


我が家は夫が単身赴任のため、平日は私一人でのワンオペになります。

なんとかなるだろう…と楽観的な気持ちがある一方で、やはり怖いのです。

朝も夜も一人。
キャパの小さい私。
やっていけるだろうか。
正直な気持ち、恐怖です。


だから、できるだけ悩みは減らしておきたい。
大変な事は避けたい。
楽できるところは楽したい。

そう思います。


これからしばらく練習すれば、直母での授乳も出来るようにはなるかもしれません。

でも、そこまで頑張れない。毎晩一人であのサイクルを続けるのは辛い、そちらの気持ちが勝りました。

それに、あと半年程度で仕事復帰が控えています。
もともと、復帰したら余裕がなくなるであろうと考え、搾乳もせず母乳育児自体を店じまいするつもりでした。

苦労してやっと直母できたところで、数カ月。その数カ月を貴重なものとして考えるか、「たった数カ月」と考えるか。


人によって、頑張るポイント、手を抜くポイントは様々。

私の中では、直母での授乳は諦められる事項でした。


まあでも入院中は、これでいいのだろうかと迷いもあり、結論の出ないまま退院。

でも退院してからは、ノンストップで長女優先の時間が流れ。

夫もそれを分かっているので、率先して次女のお世話に回ってくれました。

そうなるともう、直母の練習…とか考えている余裕がなくて。「あ、もう無理、いいや。」と、ストンと諦めがつきました。


そんな経緯で、今は余裕のある時に搾乳して保存しておき、あとはミルク…という哺乳瓶育児です。


いろいろな意見があるのだろうと思います。言ってしまえば私は、直母育児に関しては「頑張れなかった」わけです。

でもその分余力を残して、育児の他の部分で頑張ろうと思います。


まさか自分が、こんなことで悩むとは思ってもおらず。

入院中、悩んでいろんな事を検索しました。いろんな記事、意見がありました。
母乳神話とか母性とか…なんでこんなに世の母親を悩ますのでしょう。

友人が、「母乳をあげる(直母)っていうのが、なんかどうしても嫌なんだよね。」と言っていたのを思い出しました。もちろんその友人は、子供をとても大切に育てています。


人によっていろんな感覚、いろんな事情があるのだと思います。もっと気軽に、選択的なったらいい…のかな?




お読みくださり、ありがとうございます。
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