「もう!ゲームのことばっかり…!」
とは、私が月曜日の朝に娘に向かって発した言葉です。
我が家は家でのゲーム機はまだ与えていませんが、ゲームセンターへはたまに行っています。
私はゲームセンターの雰囲気が好きではないので連れて行きたくなかったけど、早々に夫が連れて行ってしまいました。なので、夫と二人で出掛けるときに、たまーに行っているようです。
最近娘が気に入っているゲームが、「ポケモン メザスタ」です。バトルしてポケモンをゲットすると、そのポケモンが描かれたメダルを貰えるらしいです。
今まで3回ほど行きました。メザスタに行く時は、普段は身支度なんて自分からはろくにしないのに、着替えから何まで率先して済ませています。
家でもメダルを眺めて「星が何個…」(ポケモンの強さによって星の数が違う)とか、メザスタのチラシを眺めたりと、けっこうな熱の入りようです。
そんな姿を微笑ましく思いつつも、モヤモヤもする私。
私としては、できればゲームなんて遠ざけておきたかったのに。
もっと違う遊びあるでしょ。
自分で本読んだりとかろくにしないのに、なんでそんなものには熱中するの…?
言うなれば、娘が私の中での「理想的な子供像」から外れていることが、とても歯痒かったです。
そんななか、朝の忙しい時間に、自分でろくに身支度をせずメザスタの事を話そうとした娘(娘としては、自分の好きなことについて熱心に語ろうとしただけなのですが)にイラッときてしまい、冒頭の発言に至ったのでした。
娘は、「ごめんなさい…」としょんぼり。
その日は険悪ムードのまま「いってらっしゃい」でした。
私も、言い過ぎたなと反省。
娘の好きなものを否定するのは良くなかった…。
あーでもやっぱり、「ゲームはできれば遠ざけておきたい」気持ちは変えられません。もうこれは、私の頭に染み付いたイメージのようです。
でも、娘はメザスタを好きになってしまっている。
冷静に考えれば、ゲームは節度をもって、たまに遊ぶくらいならそこまで悪影響はないだろう。
小学生の頃からゲーム、アニメ、漫画好きで高校時代には学校をサボってゲームセンターに行っていた姉だって、ほらあんなにまともに育っているじゃない…。(私より成績も良かったし)
そうやって、なんとか自分を納得させました。
ついでに、ものは使いよう。
娘のメザスタへの熱を、勉強にも利用してしまえ~と。娘は、片仮名の読み書きもポケモン(アニメ)でマスターしています。親が仕向けても、見向きもしなかったのにね…。
その日の夕飯時、まずは「◯ちゃん、朝はごめんね。◯ちゃんの好きなものを悪く言うのは、ママ良くなかったね。」と娘に謝りました。
そのうえで、私はゲームはあまり好ましく思っていないこと、ゲームに関して私が心配していることも話しました。
ちなみに娘は、私がゲーム反対なのを知っています。夫と初めてメザスタをして帰ってきた時も、「ママ、なんで怒らなかったの?」と言われました(笑)
メザスタに関して娘に提案した決まり事は、
①メザスタをやりに行くのは月2回まで。
②やる時は回数を決めてやる。
③行く日は朝勉強を多めにしていく。
です。娘は快諾。
やり過ぎないように制限しつつ、メザスタやりたい気持ちで勉強もさせる作戦です。
ついでに、娘はメザスタにはまってから、「あ、100円玉!」と、お金にも少し興味を示すようになりました。(メザスタの時に100円を使うので笑)
この興味を上手く使って、少しはお金の勉強にもつなげようかしら。
先日は、夫からいつぞや貰った10円玉いっぱいの小銭貯金を眺めて「100円玉ないな~」と呟いていたので、「10円玉10個集まれば、100円になるよ。」と話したり。
節度をもって、やることをしっかりやれば大丈夫…。ものはつかいよう…。と、自分を必死に納得させています(笑)
お読みくださり、ありがとうございます。
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