コロナに関して、今朝のNHKニュースで、感染症専門の大学教授が「20~30代の若者が感染拡大させる行動をとっている。今後の対策には若者の行動が鍵。」といった内容のことを言っていました。
これを聞いて、私はちょっと違和感。
その後、たまたまか意図的か、「京産大の学生5人がヨーロッパ旅行から帰国し感染判明」のニュース。
この時期に海外旅行は、確かに言語道断。
しかし、果たして「若者」だけなのか?
こういった言い方をすると、壮年、老年層の危機意識に緩みが出るのではと思いました。
海外旅行に行って感染を持ち帰ってくるのは、何も若者だけではありません。
我が家の近所の公園では、先週も変わらずご老人方は寄り集まってゲートボールしていましたよ。
某女子大の70代女性教授は、こんな時期にエジプトに行ってコロナを持ち帰ってきましたよ。この大学関係者や附属高校の生徒は、そのせいでいやがらせにあっているそうです。いい迷惑どころではありません。
確かに、夜の町に繰り出すのは若者が多いです。
若いゆえに、判断が甘くなることもあります。
しかし一方で、老化ゆえに判断が鈍化することもあります。
「高齢者の方が」と言いたいわけではなく、老いも若いも、世の中独り善がりで想像力にかける人はたくさんいますから、満遍なく言葉を尽くして報道しないと、「自分は大丈夫」を助長するだけだと思いました。
お読みくださり、ありがとうございます。
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